2017-11-29

モッツァレラチーズサンドウィッチ




講談社with onlineにて

新連載が始まりました。


タイトルは

「ピーナッツバターサンドウィッチ」です。


性格も恋愛観もそれぞれ違う

4人の29歳未婚女子が主人公です。


「自分はこの子のタイプに近い!」

と見つけて感情移入してもらえたら嬉しいです。



ここ最近ブログに書いていた

ネーム作業どん詰まり事件や

10時間かけて考えたアイディア没事件などは

全てこの漫画のことだったんですが、

担当の方に沢山のアドバイスをいただきながら

練り直し、練り直しを重ねて

完成したキャラクターたちなので

愛着もひとしおです。


面白いと言ってもらえるように頑張るので

どうか1人でも多くの方に読んでもらえますように。



「タイトルの由来はなんですか?」と

よく聞かれるのでこの場を借りて答えます。


セサミストリートに出てくる

魔法使い(吸血鬼だったかな?)が

魔法を使う時に言う言葉

「ピーナッツバターサンドウィッチズ!」

から引用しました。


魔法なんか使わなくても

自分自身の力で変わって幸せや

希望を掴んでいくんだという彼女達の

願いを込めてつけました。


担当の方にすごく褒めてもらったり

フォロワーさんにも「可愛い!」とかなり好評のタイトルで

私自身もとても気に入りました。


名前負けにならないようにしなくては…


週に2回更新するのでお楽しみに。



そして最近のマイブーム。




明治さんのさいておいしいモッツァレラ。

原稿を描いてるとき、

私はこのチーズをひたすら食べていた。


昨日のインスタライブで

これの美味しさを熱弁していたら

「明治の回し者ですか」「ステマですか」と

聞かれたけど全くもって違います。

一消費者です。


これ本当に美味しい!

雪印のさけるチーズは食感ゴムゴムしてるじゃないですか。

あれはあれで美味しいんだけど、

このさいておいしいモッツァレラは

ふわっっっとしててとっても優しい口当たり。


よくそのままかぶりつく人もいるけど

これは是非ともさいてほしい。

さくことによってものすごいポテンシャルを発揮する。

ふわっっっと。


私はセブンイレブンで買ったけど

スーパーには4本入りがあるそうな。

おすすめなので食べてみて欲しい。

一度ハマると飽きるまで

とことん食べまくる性格なので

今絶賛モッツァ旋風到来中。


今日「早速買って食べました!」と

写真添付してダイレクトメッセージをくれる

素晴らしい行動力の人たちが何人もいて

「美味しすぎる!これはハマる!」と言ってもらえた。

嬉しい。広がるモッツァレラチーズの輪!








2017-11-27

あれこれ


たまには日常のあれこれを。



昨日、秋色の口紅を買いに行った。

明るい色の口紅しか持ってなくて、

秋冬になると服装は暗い色になりがちなのに

口紅だけ浮いてたので

人生初ベージュの口紅を求めて伊勢丹へ。


とはいえ、ベージュすぎる色や

暗い色は似合わない顔なので

自然に顔に馴染む色を探した。


本当は大本命のNARSの1003。

だけど、どこも完売で無念。

諦めてフラフラと可愛い色探しをして

個人的にヒットした色を見つけた。


NARSの9497と、ディオールの722。

迷ったから一旦保留にして

何も買わず一度帰る。

ちょっとどんな色なのか説明しづらいので

写真からスポイトして

カラーチャートで摘出してきたので

作った画像載せます。笑






まずこれ、NARSの9497。

マホガニー?だかそんな感じの名前だった。

これはべたっと塗るとモードっぽい感じになるので

ポンポンと薄く押し当てる感じにつけると

とっても可愛かった。ブラウン系のレッド。




そんでもってこれはディオールの722。

トゥルーって名前。ベージュ系レッド。

これタッチアップしてもらったけど

めちゃくちゃ自然で

どんな服装にも合わせやすそうでとても良かった!

私みたいにベージュやブラウン系に抵抗あるけど挑戦したい、

って人にとっても人気の色なんだそうな。

BAさんがこの色使いやすくて、

服装と何合わせるか迷ったらとりあえずこれ!

って人が多いですよとオススメしてくれました。


年代問わず使いやすい色だなぁと思ったので

これ買うかもしれない。有力候補です。



ちなみに、私が最初買うつもりだった

NARSの1003、モロッコって色はこれ。






改めてこうやって画像にして並べると

やっぱこれが一番可愛いなぁと思う。笑 


なんで完売なんだよーう。

人気だからなんだろうけどさ。

欲しかったなぁ。


ベージュ系の口紅って可愛いのありそうで

なかなか即決したくなる色がなくて迷走してきた。


年内に見つけたい。





そして最近の美味しかったランチ紹介。



代官山のバイミースタンド。

ヴィンテージマンションを改装した

オシャレなサンドウィッチ屋さん。


一番人気のアップルチークスを食べました。




りんごと豚肉とカマンベールチーズが入ってる。

酢豚の中のパイナップル無くていいだろ派なので

サンドウィッチにりんごってどうなんだろうと

恐る恐る食べるとめちゃくちゃ美味しかった。

合う。おすすめです。


三種類のチーズだけが入ったシンプルな

サノバチーズっていうサンドウィッチも

濃厚で美味しかったです。


カリッと焼いたパンにどろっと

飛び出してくるチーズが最高。




そしてもう一つおすすめランチ。

九段下にある芊品香(せんぴんしゃん)の麻婆豆腐。

ニュース番組で「ここの麻婆豆腐は間違いなく日本一」って

常連のお客さんが言ってるのを見て

美味しそうだったので行ってきました。


中国の人がやってる本格的な中華料理屋さん。

行ったのは14時近かったのに満席。

大賑わいでした。芋品香じゃなくて芊品香だよ。

(私もずっといもだと思ってた)





これが噂の麻婆豆腐。

これ、めっっっっっっっっちゃ美味しかったです。

小辛・中辛・大辛・地獄の4パターンから

選べるんですが小辛でも結構辛かった。

中辛食べてた友達はヒーヒーしてました。

地獄は、誰か試したら感想聞かせてください。


この麻婆豆腐美味しすぎて

「これ美味しすぎじゃない?」ってことを

食べてる最中に6~7回くらい言ってたら

どんだけ言うのと突っ込まれました。

でもそれくらい美味しい!

これでご飯とスープおかわり自由で850円だし

コスパ相当良いです。




一緒に食べたよだれ鷄もとっても美味しかった。

アクセスは微妙だけどここはリピートしたいなと思いました。





ランチの後は靖国神社へ。


初めて人と一緒に遊就館(日本の歴史資料館)に行った。


いつも1人で黙々と眺めてたので

人とああだこうだと考察を言い合いながら

貴重な資料品を見るのがとっても楽しかった。


歴史興味ない2人組と、

歴史大好きな2人組(私含む)で行ったんだけど

温度差がすごかった。笑

 でも2人とも見終わった後は

「想像していたより面白かった」と言ってくれた。



2時間かけて回ったけど

やっぱりどうしても時間が足りなくなる。


一番見たい神風特攻隊の遺書の

展示コーナーに着く頃にはいつも

蛍の光が流れてきてしまう。


前に1人で3時間いたときも、

最後時間足りなくなって閉館時間になってしまった。


割腹自殺して血に染まった遺書だったり

体から摘出された無数の銃弾だったり

胸に弾痕の穴がある軍服だったり、

結構生々しい展示品もあるので

それを見てると色々当時のことを想像してしまって

「今私の目の前にあるこれは、

本当に本人が袖を通してたものなんだもんな…」

と考え込んでしまって、あっという間に時間が過ぎる。


次に遊就館に行くときは真っ先に

最後のコーナーに行こうと思う。



人生4回目の遊就館だけど、

来るたび違った感動がある。

毎回来てよかったなと思う。


ただ、難しい言葉を使った説明が多すぎて

理解できないところがあるのでもう少し

若者向けの説明が欲しいなとも思う。

そうしたらもっと、

若い世代の人たちも来やすいのになぁ。


でも特攻隊の方の遺書の展示や

戦争で旦那さんや家族を亡くした遺族の方が書いた手紙は

問答無用で泣けるので是非

たくさんの人に見てもらいたいなと思う。




またブログ長くなってしまった。



2017-11-26

スキッピートースト



またまとまりのないぶつ切りの

ブログです。最近の記録。




忙しいったら忙しい。

本当に忙しい。

一足先に師走がきている感じがする。


ここ最近は1日18時間くらい

机に向かう日々が続いていて、

どうしてももう眠さの限界って時は

熟睡してしまうことを恐れて

アイマスクがわりにタオルを顔にかけて

座ったまま寝たり、机にひれ伏して寝たり

寒さで起きるようにこの寒い中

タオルケット一枚で寝たりと

劣悪な睡眠環境を過ごしてる。


今すっごい久しぶりに毛布にくるまって

電気をきちんと消して暗い中これを書いてる。


毎日当たり前にしてたこの行為が

今はなんて幸せなんだろうと思う。

虎舞竜みたいな言い回しになった。


やることがたくさんあるのはありがたい。

描きかけの不倫漫画、

下書きだけ終わってる12月分のカレンダー、

お気に入りのアクセサリーを紹介する漫画、

個人的に描きたいものもたくさんある。


まずは先に終わらせないといけない仕事をやってから

後ろめたい気持ちのない状態で描きたい。




仕事が切羽詰まってる時に限って、

仕事と関係ない落書きを描きたくなるのはなんでだろう。

あの現象はなんて名前なんだろう。


あと、昔からよく

「今ここで私がこんなことしたら

この人はどんな反応するだろう」みたいな衝動が

湧き出てくることがあって、


たとえば「この締め切りをもしすっぽかしたり、

小学生みたいな落書きを描いて提出したら

一体この人にどんな反応されるんだろう」って

おそろしいことを割と鬼気迫る状況の中で

考えることがある。


この現象もなんて名前なんだろう。


デパ地下のおかず売り場を歩いてて

「今ここで私が手づかみでいきなり

これ食べまくったらこの店員さん

どんな反応するんだろう」とか。


当たり前だけどびびりなのでできないし、

しないけども。笑




チャットモンチーがバンド活動を

来年で最後にするらしい。

とても寂しい。


チャットモンチーは高校生のときにどハマりして

大人になってからもよく聴いてた。


当時頭から湯気がでるんじゃないかと思うほど

好きだった先輩への片思いだったり

手を繋いで帰った学校の帰り道だったり

初めて経験した失恋の悲しさだったり。


チャットモンチーの音楽なしでは

こんなに鮮烈な記憶として残らなかっただろうと思うほど

大事な思い出の曲だらけ。

それくらいわたしの青春時代を彩ってくれた。


今聴いても、曲によって

そのとき抱えていた悩みとか葛藤が

まるで当時のことのように蘇ってくる。


ああ終わっちゃうの寂しいな。

すごくすごく寂しいな。

本当に素晴らしい曲ばっかりで

今プレイリストを見返しても

どれもこれもいい歌ばっかりで。


いいバンドだったなぁ。

3人のときも、2人のときも、ずっと。


でも、「解散」ではなくて

「完結」って言い方が

とても彼女たちらしくて素敵だなと思った。


ばらばらの道に解散して終わるのではなくて

チャットモンチーはここが最終回で、

完結する物語だったんだなと思った。


チャットモンチー、

わたしの青春時代になくてはならない音楽を

たくさん作ってくれてありがとう。


一番大好きな曲、

CAT WALKを聴きながら寝る。



2017-11-15

粗挽き胡椒






缶詰めだった1週間でちまちま書いたもの、まとめ。



・自分はすごく嫉妬深い。


嫉妬の着火点の基準がわからないけど

突然嫉妬の感情に飲まれる。

正直とてもしんどい。

他人の才能に嫉妬する。


誰かの素晴らしい感性や作品に触れて

「この作品は良いなあ」って純粋に

感動できればいいんだけど

最近はそれに加えて嫉妬が付いてくるから困る。


賞賛や尊敬よりも前に

「なんでこんなに良いものが思いつくんだろう」とか。

つい最近では米津玄師のマルチな才能と

あげくの果てのカノンの作者さんの漫画の盛り上げ方や

見せ方の上手さと、

テイラースウィフトの新譜の歌詞の観点の良さと、

maegamimamiさんのイラストレーションの

センスのいちいち良いところに嫉妬して、

泣いてしまうこともあった。


そんな光景を俯瞰で見ると

足元にも及ばないような雲の上の人の才能に

嫉妬し涙する自分はだいぶ滑稽に思う。

嫉妬ってエネルギーを使う。


恋愛の嫉妬とはまた種類の違う消耗がある。


努力でカバーするしかないわたしは。




・最近はネーム作業中に煮詰まって、

ずっと真っ白い紙を眺めてイライラカリカリしてた。

10時間以上かけて考えたものがいきなり

ものすごくつまらないものに思えてしまって

やむなく没に。


没にしたのは自分とはいえ

その時のやるせなさはすごい。

創作は時間をかけてするべきものだけど

いくらあっても足りないなと思う。



・昔から自分は八方美人というか

どうにか人に良い人に思われよう振る舞う節がある。


でも自分のどす黒い部分を

言葉や態度じゃなくて絵や漫画を通して

表現できる手段が与えられてるっていうのは

ある種幸福なんじゃないかなぁと最近思う。

こんなにどす黒いことを思ってるなんて

想像もつかない聖人君子のような人たちでも

歌や漫画にすることで自分の意外な一面を見せてる。

人は見た目や話し方だけじゃ

内側なんてわからないものだよな、とそのたび思う。




・ワンピースの尾田さんが

「面白い作品を描くには読者に

自分の癖やこだわりをどうにか説得して

理解させろ」と言ってた。


ハンターハンターの冨樫さんは

「面白い漫画は作者がストーリーを考えて

動かすんじゃなくてこのキャラクターは

こう言うだろうなってちゃんと頭の中で

会話させればキャラが勝手に動いていく」

って言ってた。


それがとんでもなく難易度の高いことで、

毎日うーんうーんと悩んでる。

頭の中のキャラクターはうんともすんとも動いてくれなかったし

多分それは今まで主体性を持ったキャラの作り方を

してこなかったからだと思う。


今までキャラクターの作り方から

根本で駄目だったのかと少し落ち込んだ。



・ブルージャイアント新刊を読んで

宮本大って主人公は、すごいなぁとつくづく思った。


まったく共感性はないし

どんどん引っ張ってくから

読者が若干置いてきぼりにされることもあるんだけど

主人公として圧倒的な魅力がある。


ルフィとか桜木花道とか

名作漫画の主人公はそういうキャラが多い気がする。


「とりあえずこいつがいれば大丈夫だよね!」と

読者に無条件で安心させてくれるような主人公。


こないだ新刊で出たばかりの

ブルージャイアントシュプリーム3巻の1話目の、

漫画の視点にも度肝抜かれた。

魂削って描いてるのがすごく伝わる。


石塚先生すごいなあ。



・最近遅筆になってきた。

人より少しだけ描くのが早いのが

取り柄だと思ってたけど

色々考えたり付け加えたりを繰り返しながら

描いてると正解が見えなくてあっというまに

半日くらい過ぎていて驚く。


漫画描くのって難しい。

でも楽しい。

早くコツをつかめるようになりたい。



・「昔から思うけど雑誌のポパイって、

特集自体は面白いものが多いのに

いつも読みづらくて勿体無いよね」という話を

知り合いと盛り上がった。

本当にそう思う。


家具特集とグルメ特集のポパイは

買うようにしてるんだけど

レイアウトがあっちいったりこっちいったりで

読む動線がなんとも取りづらい。


パッとページを開いた瞬間の

ページの華やかさとおしゃれはあるんだけど

そこ重視だからなのか読みづらくてなんともなぁと思っていたら

同感してくれる人がいてびっくりした。


でも、今月は古着特集らしいので

買おうと思っている。


ライトニングの特集号をたまに読むんだけど

あれは良い雑誌だなあと思う。

デニム特集とか、

スニーカー特集とか、

ヴィンテージ特集とか。


相当マニアックな情報が詰め込まれてるし

無骨な男たちが本気で作ってる感じが伝わってくる。


表面上のおしゃれさは全くないけど読みやすい。

デニムもスニーカーもそこまで好きじゃなくても

ひとつの読み物や知識として入れるには最高な雑誌だなと思う。

読んでて楽しい。

そんな雑誌論で盛り上がった。

ライトニング読んでるとか男かよ、と言われた。



・季節の変わり目だからか肌荒れ気味。

あごとこめかみにニキビができた。


もう吹き出物と呼ぶべきかなぁ。