2018-09-25

地雷原のまんなか


・ユーチューバーのヒカキンさんが

「1ヶ月に1度丁寧に作った動画をあげる人よりも

どんなに内容が薄くても毎日動画をあげる人の方が

人気が伸びるし、生き残る。

なんでも毎日続けることに意味がある。

ただしそれは簡単なことじゃない」

っていうことを何かのインタビューで言っていて

たしかに何かを毎日続けるって

ここしばらく何もできてないなと思った。

よしこうしよう!って思い立つことは簡単だけど

実際それを続けるってとても難しい。



どんなに些細でもいいから

私も毎日続けられることを何か見つけようと思い

薄い内容でもブログを毎日更新してみるかと思ったんだけど

「昼すぎに起きた。原稿進まず。寝た。」

「夕方起きてご飯食べた。ネーム進まず。寝た。」

「起きたら夜だった。首を寝違えた。また寝た。」

という、自分で書いててうんざりするような

日記になるのが目に見えたのでやめた。笑


学生時代みたいに湧き出るように毎日

色んなことが起こる日々ではなくなってしまったから

毎日書く!とは宣言できないけど

書き残していく習慣をつけたいと思った。


そういえば、仲の良い友人が

日記をつけたいと言ってブログを始めてくれた。

そういう人が最近周りに増えていて

わたしは無茶苦茶にうれしい。

更新されていないか毎日チェックしに行っている。

人の日記っていいよね。本当に好きだ。




・子供のとき以来ってくらい久しぶりに

大量にシールを買った。

本当は海外通販で著作権すれすれの

いろんなキャラクターをオマージュした

ステッカーを買おうと思ったのだけど

海外通販には全くいい思い出がないので

おとなしく渋谷のロフトで買ってきた。


(THE1975という英国バンドのバンTを

昔通販で買ったらクレジットカードからお金が

引き落とされたはいいが半年経ってもTシャツが送られて来ず

拙い英語を打ち込んで問い合わせてみると

「あなたの注文したTシャツもう在庫ないから

送れないよ!ごめんごめーん!」という内容の返信が来て

半年越しに返金されたという苦い思い出)



前回の記事で書いた

愛用しているキョクトウのリングノートの表紙を

わかりやすくするためにシールを買いに行ったんだけど

最近のシールってかわいいものが沢山なのね。


選んでる時間が楽しすぎた。







これは、行きたいご飯屋リストと

行ったご飯屋レポを書いてるグルメノート。

お寿司シールを貼ってみた。

個人的に芽ネギのお寿司がお気に入り。






連載が決まってから

ピーナッツバターサンドウィッチの構想を

書き綴っているこのノートにはパンのシール。






ふと思いついた使えそうな漫画のネタのメモ、

落書き、絵の練習用に使ってるノートには野菜のシール。

アボカドとパプリカの輪切りが可愛い。






打ち合わせの時のメモや外出時の持ち運び用に使ってる

小さいノートには朝ごはんシール。







使い道はまだ決めてないけど雑種猫シールと

実写お寿司シールも買った。かわいい~~!


他にも、丼シリーズシール

(親子丼、海鮮丼、カツ丼など)とか

居酒屋シリーズシール(ビール、おでん、枝豆など)

もあって胸がときめいた。

シール集め地味にハマりそう。



・渋谷の人気の馬肉専門店、

ロッキー馬力屋に行ってきた。











このふわっふわのたまごに溺れた馬肉ユッケが

とんでもなく美味しかった。おかわりした。

このユッケを乗せたどんぶりご飯もあるらしい。

そんなの間違いなく美味しいに決まってる。

次はそれを食べようと思った。








・魚介類大好き女3人で

渋谷の四番サード魚真で女子会してきた。

ついに大好きな白子の季節がやってきた~~!

嬉しい~!


寒い季節になってくると

何回白子を食べられるか

誰と競うわけでもないこの勝負を

毎年静かに楽しんでいる。

お正月シーズンの数の子も然り。
















美味しい肴と美味しい日本酒に

舌鼓を打ちつつ2人の恋愛の悩みを聞いた。


そこでお酒の力もあってか

なぜか私にスイッチが入ってしまい

2人にとっては耳が痛いであろう言葉を熱弁し、

気づくと二人ともボロボロ涙を流しながら

聞いてくれていて、ワイワイと賑わう居酒屋の真ん中で

かなりカオスな女子会の図が出来上がっていた。笑





・かねてよりこのブログやSNSで言っているけど

私は昔から食に対して熱い想いを持っていて

生きているうちに少しでも多くの美味しいものを

食べないと損だ!と思いながら生きてきた。


だから激安なお店から高級なお店まで

とにかく色々片っ端から行って

舌の経験値を増やそうと心がけてきたし、

人から友達と遊ぶときやデートの時に使うお店の

相談をされたら最高なセッティングを

いつでもできるように常にご飯屋さん情報を集めて

実際に自分も足を運ぶようにしてきた。



が、最近仕事で家にこもるようになってから

新規開拓するペースがガクンと落ちている。


今まで行ったお気に入りのお店はいくつもあるけど

最近は行きたいお店ばかり溜まって行く一方で

実際に新しくお店に足を運ぶ頻度が

下がってるということに気づき、

こりゃいかんと思いこれからまた

月1~3ペースで行きたいご飯屋を

しらみつぶしに食べに行くことを決意した。


そう思わせてくれたのは

こないだ美容院でアシスタントについてくれた

男の子がグルメ意識がすごく高い人で、

わたしが最近怠っていた食への探究心を

再燃させてくれたからだった。



美味しいだけじゃなく

値段とか量とかお店の雰囲気とか

もろもろの絶妙なバランスがとれた

自分のお気に入りの店を見つけた時の

あの喜びをまた探しに行こうと思う。


今からわくわくである。有志求む。



・最近死ぬほど気に入っているリップ。

ルナソルのフルグラマーリップス

44番オータムオレンジ。


名前の通り秋らしい深みのあるオレンジベージュ。

これがもう本っっっっ当最高だった。

何が最高かって、

するするとろとろな柔らかい塗り心地。


むちっとぷりっとした唇にしてくれるし

自然な発色なのに顔色をパッと明るくしてくれる。

ベージュの口紅って顔色くすんで見えたり

老けて見えることが多くて

難しいアイテムだと思うんだけど

これは本当にドンピシャ大当たりだった!

買って大正解だった。





使用感ありまくりの写真で申し訳ない。



2018-09-13

思い通りの赤



・わたしは赤いマニキュアが昔から似合わない。

鮮やかな赤も、妖艶なワインレッドも

自分でも不思議に思うほど

赤が似合わない手をしている。


「似合わないとかあるの?」と

思われるかもしれないけど

手っていうのは生まれてから毎日

欠かすことなく常に視界に入るものなので

自分の手の形の個性やクセを他の誰よりも

自分が理解しているものだと思うからこそ

はっきりと断言できる。

本っ当に面白いくらい、赤い爪が似合わないのだ。



それが理由かわからないけど

ずっと赤いマニキュアに憧れがあって

自分に似合う赤がないかなぁと探し続けていた。


するとこの間

たまたま入ったバラエティショップで

すんなりと見つけてしまった。


MAVALAのウォームコニャックという色。

よく考えられた名前だなぁと思う。

ブランデーの色をもっとチョコレート色に寄せたような

炊く前の小豆のような、

赤と茶色のちょうど中間のような色。


これなら私の爪にも合うかも!?と思い塗ってみると

思った通りの赤で嬉しかった。


「赤塗ってます!」っていう妙な強さもなくて

秋らしいおしゃれな色でとてもしっくりきた。

程よいものが見つかるってどうしてこんなに嬉しいんだろう。







・「程よいもの」と言えば。

わたしは昔からスケッチブックや

ノート類の収集癖があって

それに対するお財布の紐は

自分でもどうかと思うほど

ガバガバに緩くなる傾向にある。


世界堂のノート類コーナーなんて

行ってしまったら最後

「ディズニーランドで金銭感覚狂って

グッズが安く見えてきて散財してしまう現象」

と同じ現象が例外なく起きる。


文房具大好き女子という人たちが

話題になるのも頷けるし、

文房具の魅力という沼は

思ったよりとても深いと思う。



そんな中、3年前に見つけて以来

ヘビロテしまくりのノートがある。


それがKYOKUTOのリングノートである。


お絵かき用に無地のノートを探していた時に

たまたま見つけて買ったのだけど

紙質が良いところや、

無駄のないデザイン、

ハードカバーの表紙、

クオリティに対する値段とか

とにかく全てが程よくてすっかり惚れ込んでしまった。


個人的に好きなポイントは

表紙にマジックで文字を書いたり

シールやステッカーを貼っても

透明のカバーに守られて剥げないところ。

このノートを見つけたときも

すごく嬉しかったのを覚えてる。



B5サイズを落書き帳や漫画のネタや

構想を書き留める用に使ったり

ネイルの学校に通っているときは

自分にとっての最高の教科書を作るぞ!と意気込んで

習った内容を書いたり

小さめのA5サイズを打ち合わせのメモノートに使ったり。

これからも色々お世話になるつもりなので

KYOKUTOさんには是非

このノートを永続的に売り続けて欲しい。笑


こんなに何もかもが程よいノートは

なかなか他にはないと思う。

12月にある女子文具博に行くのがとても楽しみ!

(参加企業にKYOKUTOさんの名前があったのだ!)







・地元の友達が用事で東京に来ていて

ずっと行きたかった居酒屋さんに行ってきた。

新宿って本当に美味しいご飯屋さんが少なくて

残念だなぁと思うんだけど久しぶりに

新宿で良いお店だなーと思うお店だったので書く。

新宿区役所のすぐそばにある「絶好調てっぺん」。


人気のある居酒屋さんで

なかなかタイミングが合わなくて

ずっと行けなかったんだけど

今回はきちんと予約して行ってきた。


食べたもの全部美味しかった!

あと日本酒が種類豊富でよかった。


辛口の日本酒を飲みながらチミチミとつまむ

奈良漬クリームチーズも

ふかしたてのジャガイモで作る温かいポテトサラダも

締めに食べたいくらどっさりのおにぎりも

全部美味しかった。

お腹が幸せになった。


あと、お通しってだいたい500円くらいで

ほとんどがおまけのおまけ的なものが出てくることが多い中

お刺身盛り合わせってところも良かった。

店員さんもみんな元気があって気持ち良かった。













あとこの写真映えしなさすぎる椎茸

(逆に写真映えするのかも?)

を絶対食べてほしい。


店員さんに

「これは是非食べてほしいメニューです!」

とオススメされて頼んでみたのだけど

この椎茸のかさに入ってるお出汁が

死ぬほど美味しい。


「ただの椎茸焼いたやつだら?(静岡弁)」

とだいぶ期待値低めだった友達も

飲んだ瞬間「ええぇうま!びっくりした」

と唸っていた。このお出汁を毎日飲みたい。

この出汁をペットボトルになみなみ入れて

お持ち帰りしたいくらい美味しかった。

それを店員さんに伝えると

「椎茸100個くらい頼まなきゃですね!ははは」

と現実的な返答をされた。笑








・定期的にやってくる絶賛ダメダメな時期に入ってた。

低気圧だとか季節の変わり目だとか寝不足だとか

いろんなものに関係しているのはわかっているんだけど

いつまでたっても思った通りの線が引けないし

絵が上手くならないしで自暴自棄な気分になってしまった。


どんなに上手い人でもきっと

100パーセント自分の絵に満足している人は

ほぼいないんだろうけど

私より遥かに上手い人が自分の技量について

嘆いていたり努力を重ねてる様子を見ると

自分なんてどうなるんだ…と凹む。


こればっかりは誰に相談しても

誰に慰めてもらっても

代わりにやってもらうこともできないし

どうすることもできないんだよな。

頑張って練習して理解していくしかない。



最近、漫画の編集を長年されてる人と話す機会があって

いろんな漫画家さんの構想の練り方だとか

面白い漫画に必要な要素だとかの一例を

聞かせてもらったんだけど

そもそもが高度なレベルの方法で

「ああなるほどそうすればいいんだ!」

と理論的には頭で理解しても、

じゃあいざ自分がやろうとするとなると

どつぼにはまってしまった。


遠いところを目指すより

自分の足元にある近いところで一つ一つ

最善を選んでくしかないのだなあと痛感した。


頑張る。


精神状態がどうにもこうにも良くなかったので

荒木飛呂彦先生のこの本を読み返してた。


今の自分を鼓舞してくれる内容だった。





・映画、英国王のスピーチを今更ながら見た。

英国王室の世界ってずっと気になってたのだけど

長いことアマゾンプライムの見るものリストに

入れっぱなしだった。


最初はコリンファースかっこいいなー

吃音の演技うまいなー

足長いなー

イギリス人ってかっこいいなー

くらいに思っていたのが

どんどん映画に引き込まれてって、面白かった。


映画を見終わった後に

ジョージ6世のことや

ライオネル・ローグ、

ウォリス・シンプソンの晩年について

Wikipediaで調べる時間も楽しかった。


そこから派生に派生をしていって

ヒトラーの部下について調べてる所で

ベッドでいつのまにか寝ていた。


その日はいやな夢を見た。