朝から靖国神社へ。
今年はコロナの心配もあって
終戦記念日や誕生日前後には行けず、
久しぶりに足を運んだ。
厳かで、本当に美しい場所。
昔、高校生の時にオープンキャンパスで
父と東京に行った時に連れてってもらった以来、
ずーっと変わらず思い続けていること。
(当時17歳のわたしは歴史に大ハマりしてて
どこか行きたいとこあるかと父に聞かれて
迷わず靖国神社の歴史資料館をリクエストしたのだ)
秋晴れで空気が澄んでて空もきれいだった。
外国人の観光客がほとんどいないから
人も全然いなくて、ゆっくり見れた。
この日は朝一番にまず参拝して、
そのあと病院に行ってランチしてからまた戻ってきて参拝して、
千鳥ヶ淵公園まで散歩してタクシーでまた戻って参拝して、
一日でなんと計三回も参拝した。笑
警備の人が「え!?お前また来たんか」
って顔をしてた。笑
何かで迷ったり落ち込んでる時にここに来ると
自分の生き方に誇りを持てているか、
恥ずかしくない生き方をできてるか
って自問自答させてくれて、
自然と背筋が伸びるんだよね。
生きがいだと思える仕事をさせてもらえてること、
周りの人たちや環境に恵まれてること、
食べる寝るができる場所があること、
今の時代があること、
すべてがありがたいって思えて
よしまた今日から頑張って生きよう!
と思わせてくれるのだ。
この日は時間がなくて、
いつも行く歴史資料館には行けなかったけど
今度は朝から時間作ってゆっくりそっちも見に行こうと思う。
定期的に訪れたくなる場所である。
行けてよかった。
そして、この日のもう一つの目的である
皮膚科と婦人科。
なぜ行ったのかと言うと、前々回のブログで
スキンケアを一式変えたことについて書いて
それからたしかに肌の調子は良くなったし
キメも整って乾燥もしなくなって
前より肌きれいになったように感じたんだけど、
ど~~しても
憎きアゴのニキビが治らない。
なんなら悪化の一途を辿っている気がして。
いつもはほとんどできないはずの
ほっぺにも二つ発生してしまって、
肌のキメだけ整ったニキビ面になった。笑
これじゃせっかく高い化粧水を使っても
まったく意味がないぞ!ってことで、
油分とかそういうものが原因の炎症なのか
ホルモンバランスの崩れが原因なのか
お医者さんに究明してもらうべく皮膚科と婦人科へ
行ったわけである。
で、結果から言うと
両方かかって本当によかった。
初めて行く病院だったから、
問診のあと子宮の超音波検査をしてもらったんだけど
なんと子宮内膜症になりかけていることが発覚。
肌荒れの原因を知りに行ったら
図らずも重い生理痛とPMSの原因と
おしりをギューンッと突き上げるような
息も止まるあの激痛の原因がわかって、
目からうろこだった。
子宮のあの検査がどうも苦手で、
3年くらい婦人科検診サボってたんだけど
上手な先生にやってもらったら全然平気だったし
本当に行ってよかった。
とりあえず次回の生理からピルを再開することに。
改めて、これからはちゃんと
婦人科検診に行こうと思った。
本当に大事!
生理痛なんて皆このくらい痛いんだろうなーと思ってたけど
痛みなんて人と比べることができないんだから
自分が痛いって思うならすぐ診てもらうべきだと思った。
そして皮膚科では、
これまたすっごい丁寧で優しい先生で
わたしの肌悩みについて
20分くらい色々話を聞いてくれた。
皮膚科って、昔帯状疱疹になった時にしか行ったことなくて
肌の悩みで行ったのは今回初めて。
「初めてなんですね!
じゃあやれることが沢山ありますね!
効果きっと感じられますよ~!楽しみですねぇ!」
と言ってくれてこの時点で
あ、いい先生だ…と思った。
わたしの場合フェイスラインによく
白ニキビにも赤ニキビにもならない
こんもりとした山?こぶ?のような腫れ(痛い)が
繰り返し起きることに悩んでいた。
先生によると、
ホルモンバランスの乱れが起きて
女性ホルモンよりも相対的に
男性ホルモンの方が高くなると
フェイスラインにニキビが発生しやすいらしい。
男性の場合はヒゲがあるから
それがヒゲの毛穴からニキビとして現れて
炎症が起きたり膿が出たりするんだけど、
女性の場合はヒゲがないから
皮膚の奥深くで炎症が起きたまま腫れて
行き場をなくした炎症が
山のようなこんもりニキビとして起こって
治りが遅れるんだってことを教えてくれた。
なるほど…!と感動した。
いつも無理やり自分で潰したりするって言ったら
「絶対ダメ!どうしても潰したくなったら
ここに来てくださいね」と言われた。
今あるアゴのニキビと頬のニキビを
針で潰してもらった。
塗り薬ふたつと抗生物質ひとつ、
ビタミン剤三種類と
スキンピールバーっていう
ピーリング石鹸のお試しサイズをもらって
この日は帰宅。
んで昨日と今日使ってみて
炎症と赤みがかなりおさまっててびっくり!
あんなに市販の軟膏とか塗っても
うんともすんともしなかったのに。
早く病院にかかれば良かった。
今のスキンケアを使い切ったら、
徐々にエンビロンに切り替えていこうと決意。
初のドクターズコスメ!
ゼオスキンとエンビロン、
どっちにしようかなと思って
ネットでかなり色々調べてみたけど
ゼオスキンはなかなか玄人向けな感じがしたので
とりあえず徐々に肌を慣らすためにも
エンビロンをまず導入してみることに。
どんな風にお肌が変わるか楽しみ。
この日、病院の後に行った薬局の薬剤師さんが
お母さんと同じくらいの年齢の
優しそうな女の人だった。
この時、診断で子宮内膜症と言われたことの
ショックと不安で結構落ち込んでいたわたしに
薬について本当に丁寧に色々教えてくれて、
不安を取り除いてくれて
安心させてくれてありがたかった。
薬についてどんな質問しても
スッと答えてくれるし、
お医者さんもそうだけど
薬剤師さんってすごい職業だなぁと思った。
病気を言い渡された後って
心細くて不安で
泣きそうな気持ちで薬局に訪れる人も
きっと少なくないだろうから
そういう人たちを精神的な面でも
救ってくれるお仕事だよなぁと。
ありがたいよね。
病院のあと、心鎮めるために
千鳥ヶ淵の方までお散歩。
道の途中、
千鳥ヶ淵戦没者墓苑ってところがあって
てっきり戦没者の遺族のみが入れる
墓地なのかと思ったら
第二次世界大戦で海外で亡くなられて
遺骨の取引先がわからず
家族の元に帰れなかったお骨を収めた
名前がわからない戦没者のお墓だと
書かれてあり、行ってみることに。
(兵士だけじゃなくて一般邦人も含む)
こんな場所があるなんて知らなかった。
靖国神社はいつも人で賑わっているけど、
ここはなんだか少し寂しくなるくらい
全然人がいなくて、空気がひんやりとしてて
独特な空気が漂う静かな場所だった。
献花ができるとあったので
菊の花を供えて、手を合わせてきた。
ひとりでしばらくいたら、後から
80歳くらいのおじいさんがやってきた。
深々とお辞儀をして手を合わせて
遺骨の収めてあるお堂を
じーっと見つめていて、
その姿を見て
この人にもきっと想っている誰かがいて、
数字で何万人が犠牲になったと書かれている
戦没者のひとりひとりにこうやって
大切に想う人や家族がいて、
この世に残された人がいたんだと思うと
じんわり涙がでた。
日本人として
忘れちゃいけないことを
思い出させてくれた日だった。
皇居の周りを歩いて、
赤く色づいた木々をしばらく眺めてたら
心が安らいだ。
病気のこともわかったし
肌のこともわかったし
歴史のことも考えさせられたし
なんだかこの日は
心も体もさっぱり洗われたような日だった。