2021-05-18

明日もがんばる


久しぶりに

オンラインじゃない対面の仕事の打ち合わせだった。

おしゃれな人が沢山いる、おしゃれな場所での打ち合わせ。


ここ最近は、抜毛症があって美容院にも行けてないせいで

人に会うのもおしゃれするのも

気が進まない期に入っていたけど、

この間抜毛症のことをはじめて漫画に描いたら

取引先の方が、打ち合わせの前日にラインをくれて

「わたしも抜毛症のことを話したくて…」と言ってくれた。


その流れで

肌荒れしてるから恥ずかしいこと、

コロナ太りで人に会うのが恥ずかしいこと、

わたしも美容院に全然行けてないって話も

自然な形で話すことができた。

手を差し伸べてくれて、本当にありがたかった。


そのおかげか、打ち合わせの日は

人に会うのが怖くなかった。


ハイダメージでパサパサ、

プリンなんて通り越してもはやツートーンってくらい

黒々と伸びきったお粗末な有り様の髪だったけど、

恥ずかしいっていう感情は

隠そうとするから自分の中で余計苦しくなるわけで、

人にどう思われてもいいから

勇気を持って逆に手放してしまえば

こんなにも楽になるんだということを学んだ。


そして、人は自分が思ってる以上に

他人の見た目なんてどうとも思ってないことも。

なんか色々狭い考えに凝り固まっていたなーと気づく。





そして、抜毛症の漫画を描いた次の日に

宅配便が届いて、何だろうと思ったら

レオノールグレユのMさんから。


レオノールグレユの

マグノリアオイルと頭皮に使うトニックと、

スカルプブラシと共に

「髪のこと、少しでも気分が明るくなりますように」と

温かい言葉が書かれたお手紙が添えてあった。





レオノールグレユは、去年伊勢丹との仕事をきっかけに

美容に詳しいライターさんからおすすめしてもらって知り

どっぷり大好きになったブランド。

その勢いで勝手にラブコールとして

ヘアオイルがめっちゃ最高なんだーって

漫画に描いて紹介させてもらったのだけど


そこから生まれたご縁で今も

Mさんがこうしてすごく優しくしてくださって、

温かくて温かくて泣いてしまった。


勝手に漫画に描いて、

勝手に好きだと呟いて、

毎日香りに癒してもらって、

こんなことしてもらえるようなことを

何一つわたしはしていないのに

こうやって長い間気にかけてくださって、

なんてありがたいんだろうと思った。

優しい。





なんか最近、

今まで自分がしてきたことが

点となって繋がって

それが今の自分が落ち込んだ時に

救ってくれる実感をすることが多い。


SNSで好きなものについて語ることが

本当に何より楽しくて、もはや趣味で

(逆を言うと興味ないものについては最低限の社交辞令も

できないくらいわかりやすいんだけど)

そうするとありがたいことに

思わぬ形でそれが波及して、本家の人の元まで届くなんて

夢のある話がたまに起きたりする。


逆を言えばそれは

もしわたしが相手にとって失礼なことを言ってしまったり

敬意がないと捉えられる発言をしてしまったら

それも大好きな相手に届いてしまう可能性があるわけで。


そう思うとより一層、気を引き締めて

好きなものや人に対する敬意と、熱意を込めて

発信しなきゃなと思うわけです。


尊敬する女性の一人、

オプラ・ウィンフリーさんの名言で


「成功するための最善の方法は、

自分の好きなことを見つけて、

それを他の人のために使うこと」


っていう言葉があって

わたしはその言葉が本当に大好きで。

自分が小さいころから辞めずに今まで続けてこれて

苦じゃないと思う唯一の

漫画を描くこと、絵を描くことが

人に喜んでもらえるために使えることが

本っっ当に幸せだなーと思うんだ。



綺麗事に聞こえるかもしれないけど、

何を持って「成功」とするかは人それぞれだとして、

そりゃお金はあればあるほどいいのもわかるけど

自分が普通に暮らせていけるくらいのお金が稼げれば

(あとは病気になったり家族に何かあった時に

困ったりしないくらいの多少の蓄えとかできれば)

莫大な富や地位や名声を得ることより

人に役立つことができたことの方が

よっぽど心が充足されるんだと

感じることが多くなった。

(無頓着すぎてもっと節税しなさいと税理士さんには怒られるけど笑)


もちろん上昇志向というか、

誰にも負けたくねー!!とか

もっともっと高みを目指したい!!とか

面白い漫画描きたい!!とか

負けたくねー!!って

誰よりもドロドロに思ってる自信もあるけど。笑




なんか最近は、

新しい企画段階の仕事で

自分の絶対に譲りたくない部分と

クライアント側の意図と要望が

どうしても重ならなくて

色々ぶつかっちゃうこともあって


ベストな形で応えたいのに!っていう気持ちと

ここは絶対曲げたら後で自分が後悔することになる

っていう直感的な気持ちが

どうにも折り合いがつかなくて

苦しかったこともあった。


何も出てこなくなっちゃったり

正解がわからなくなっちゃったり。


絶対手にしたい、この仕事を!!って

強く思ってるのに

そこをわたしが器用にできないから

自分の才能の無さに打ちひしがれたり。

それで結局、白紙に戻ってしまって。


まあそんな苦しいこともあったからか

より一層、自分の好きなことを描いて

ご縁が生まれたり

人にありがとうって言ってもらえたり

エールをもらったりすることの

ありがたさをひしひしと感じた。




あまり人と馴れ合うのも苦手だし

自分の領域に誰かを入れるのも

人の領域のなかに入るのも下手くそで

よく誤解を生んだり人間関係のトラブルとか

起こしがちだけど、


わたしには漫画があってよかった。


漫画家になれてよかった。



製紙会社でいつも紙を大量に持って帰ってきてくれた父。

わたしが描いた絵を猛烈に褒めてくれた母と友達。

仕事を辞めるのに背中を押してくれた友人。

SNSで見つけてくれた編集部の人たち。


全ての点と点が繋がって

今があるわけで、

絶対に一人じゃ無理だった。


なんか大げさに感動を誘ってるような

いい子ちゃんぶった日記みたいになってるけど

思った時にこういうことは言わないと

だめだよな。素直に。

その人に読んでもらってなくてもいいよ、

言葉にすることに意味があるはず。


ありがたいな。

本当に周りと漫画に救われている。

なんかもっと、真摯に向き合っていかないとだめだなあ。

当たり前のことは一つもないよな。


自分の好きなことで、人に返していきたいよ。

そのためにわたしは頑張んないとな。

ブレない軸にしよう。




今、オプラ・ウィンフリーさんの

金言集を読んでたら


「怖いものがあっても、それ自体に私たちを

支配する力はない。

それを怖がる自分の気持ちに支配されてしまうの。

真実を見つめれば、きっと不安から解放されるわ」


って書いてあって

うわあああオプラさーんっっ!!てなった。笑

本当にそうだよね、

最初に話した抜毛症のこととかも、本当にそう。

自分が恐怖だと感じているその心に支配されて

なにもできなくなってしまうんだ。



なんか支離滅裂な日記になっちゃった。

終わり!

明日も頑張る!








2021-05-12

フラストレーション

書くほどでもない、書くほどでもないを繰り返してたら

こんなに間が空いてしまった。

そしてそんなに何もなかったのかというと

実はそうでもなく色々あった。



人生初の胃カメラを受けたり、

去年取り掛かってた大きな仕事がローンチになったり、

なんかめちゃくちゃ病み期に入ったり、

占いに行ったり、

前厄の厄払いに行ったり、

ヴィンテージのペルシャ絨毯に出会ったり、

BTSにハマったり、

Netflixのドラマにハマったり、

両親の誕生日に食事に連れて行ったり、

長期の打ち合わせで意見がぶつかりどん詰まったり、

キャンディクラッシュに重課金したり。



なんか書き出してみると

やっぱり書くほどでもなかったかもしれない。笑


あとはずっと家にいて仕事仕事仕事。

運動らしいものといえば

月に一度の歯医者に行くために電車に乗って、

歯医者の最寄駅の一駅前で降りて

たまに運動がてら歩いてたくらい。

圧倒的な運動不足だ。

(しかもその帰りに崎陽軒のシウマイ弁当を買うのが

楽しみだからどうしようもない)



昔はさ、夜中に牛丼食べようが

アイス食べようが何を食べても太らなくて、

わたしってそういう体質なんだわって

のんきに思い込んでたけど、

そんなわたしを馬鹿野郎だと言ってやりたいね。


やっぱりある程度年齢を重ねると

努力と我慢が必要になってくる。

代謝が落ちたら面白いくらい肥えていく。

顔なんてどこまでも完璧な円に近づいていく。

歳をとることは知識も経験も楽しみも増えて

素敵なことだと思うけど、

生活のだらしなさもたちまち隠せなくなってくる。

今までしたいことを好きなだけしてきたから

我慢するのって苦手だけど、引き締めていかないと。

ウワアァーン




あとは毎日スマホとにらめっこ。

あらゆる情報に落ち込んだり笑ったりして

寝たら一回リセットされて一日が始まって、って

この生活を続けようと思えば容易く

死ぬまで続くんじゃないかってくらい

単調で感動もない、変わりばえのない日々。



もともと好んで外に出かけるタイプでもないから

家にいることは大得意な人間だったけど

そろそろ旅行やら行きたいお店リストも

山積みになってきて、

フラストレーションが溜まってきている。


海外に行きたい。

またパリの街のあの空気を感じたいし、

小学生の頃からずっと憧れのギリシャに行きたい。

オランダにも行きたい。

アイスランドにも行きたい。

イギリスにも行きたい。

グーグルストリートビューで

練り歩くだけじゃやっぱり満足なんてできない。



国内で今一番行きたい場所は

山形県の湯殿山神社。

なんでもそこは、古くから

「語るなかれ、聞くなかれ」が慣わしの霊山で

本殿は土足厳禁、しかも参拝はお祓いを受けてから。

山内の様子は写真撮影も禁止で

そこで見たものについても口外禁止っていう

秘められた神域なんだそうだ。

調べれば調べるほど興味深くて、

無性に行きたくなった。



日本って本当~に歴史が長くて

ずーっと昔からその場所にあるのに

なぜか存在を隠されてて、わりと近代になって

その場所が明かされたなんて神社もある。

面白いよなあ。ほんと。


まだまだ明かされてない秘密が

きっと沢山あるんだろうな。

こんな小さい島国の中に。

は~ロマンだ。三種の神器とかさ。

もうワクワクしすぎて

それだけで夜通し誰かと語りたいくらいよ。



話は逸れてしまったけど、

もうとにかく行きたいところが沢山!

iphoneのメモ帳に溜まっていく一方。


本当だったらね、箱根や熱海なんかだったら

ひとりで一泊二日でピューっと行けるんだけど

東京に住んでる身としては

近場だろうがやっぱり誰かに迷惑かけたりすると思うと

今はどうも行きづらくてな。


旅行どころかどこかにちょろっと出かけて

事故や怪我なんてしちゃっても

今は病院にとてつもない迷惑をかけてしまうし。



スーパーに行くのだって最近は

車通りの多い道を渡るときは怖いし

ビルから何か落ちてきたらどうしようって思うし

日々の生活に少しヒヤヒヤしてる。

原因不明の胃痛に悩まされて胃カメラ受けた時も

入院になったらどうしようって毎日不安で

本当に健康はかけがえのないものだと痛感した。


両親もまだ健康で足腰が元気で歩けるうちに

自然豊かな場所に色々旅行とか

連れてってあげたいけど、

まあでも今はそんな贅沢を言ってられないね。



本当に本当に早くこんな日々が

過ぎ去ってほしいと思う。

今やれること、今楽しめることに

ひたすら向き合う時間だね、今は。



事故とか怪我で思い出したけど、

ずっと書き続けてた日記帳をシュレッダーにかけようか

最近とても悩んでいる。


なんでも思ったことを殴り書きする日記帳、

テイラーが幼少期から日記つけてるっていうのと

モーニングページっていうのに感化されて

2年前から心の内を好き放題

赤裸々に書くのを日課にしてきたけど

これを他人にもし見られるようなことがあったらと思うと

もう恐ろしくて恐ろしくて!笑


こんな爆弾を自ら生産してのさばらせておくのは

自滅行為すぎると思って。悩むね。

ノートにも鍵かけれたらいいのにね。


どうしよっかな。