部屋の整理をしている時に
中学時代の美術部の一つ上の先輩からいただいた
手描きの年賀状を発見した。
当時中学生とは思えぬセンスの良さで
とてもおしゃれな絵を描く憧れの先輩。
今先輩はどんな絵を描いてるんだろう?
絵を描くことを続けているのかな?
と気になりだしたら居ても立ってもいられず
10年以上前にもらった年賀状の住所に
ダメ元で手紙を送ることにした。
正直かなり一か八かだった。
私もこの10年で3回引っ越ししているし、
環境が変わるには十分すぎる時間が経っている。
でもまた先輩と繋がれたらと願い
手紙にLINEのIDを記して送る。
そして数日後、なんと、きたのだ。
先輩から、LINEが!
すごくすごく嬉しかった。
思い出の中の先輩と変わらず柔らかい物腰で
とても丁寧な文章でお返事をくれた。
ちょっとジーンとしてしまう。
先輩は今も絵を描いていた。
それがまた度肝を抜かれるほど上手くて、
当時のセンスがさらにパワーアップして輝きを増していた。
想像の遥か斜め上を行って、
もう兎に角すごかった。
めちゃめちゃおしゃれな絵で、
私は言葉にならない感動を覚えた。
この感動が上手く言葉にできず
もどかしいですという思いも、ご本人に伝えた。
先輩は中学生の当時
コピックペンと色鉛筆で描いていた記憶があるんだけど
今はデジタルをかなり使いこなしていて
連絡取ってなかった十数年の歳月の中で
こんなに素晴らしい変化を遂げている先輩を
本気で尊敬した。
そこで私はある決意をした。
長くなってしまったので、次の記事に続く。