2017-05-08

刺激

先日東京ビッグサイトで行われた

コミティアに行ってきた。

その時のことを書く。



二か月前から楽しみにしていたこの日。

コミティアってなんぞ?って方に簡単に説明すると


コミケはいわゆる版権もの、

二次創作物などのパロディの同人誌の即売会。


それと違って今回行ったコミティアは

完全オリジナル(創作)オンリーの即売会。

今回で120回目の開催。


ジャンルは本当にさまざまで

18禁のきわどいものから

少女漫画、少年漫画、おしゃれなイラスト集、

グルメ、歴史、エッセイなど多岐にわたる創作物が溢れかえる。

今回初めて参戦したコミティア、もうただただすごかった。

プロ、アマ問わず出展できるんだけど

プロ顔負けの技術を持った方がうじゃうじゃ。



世の中ってこんなに絵が上手い人がいるんだ…と

わたしは相当なショックを受ける。


ネットの中で絵が上手い人を見つけるのと

実際こうやって目の前に絵の道を志してる人が

ところ狭しと作品を並べて、同じ空間にいるのを

目にするのでは、全然感動が違う。







お目当てだったイラストレーターの

井田千秋さんのブースへ。

が、しかしもう全て売り切れてしまっていたので

帰宅後速攻で通販でポチる。

その通販サイトでもわたしが購入後

すぐ完売していたのでギリギリセーフだった。


井田さんは「お部屋と女の子」というテーマで

描かれることが多いイラストレーターさん。

優しいタッチが繊細で、丁寧に丁寧に描かれる世界観がとても素敵。




これは3月に行われた井田千秋さんの個展に

お邪魔した時に買ったものたち。

あと二冊作品集が届くので楽しみに楽しみに待つ。



そして、ゆのさんのブースへ。

ゆのさんはずいぶん昔から

Twitterで仲良くしていただいてるけど

今回初めて実際お会いして、とても緊張した。


ゆのさんはものすっごい気さくな方で

めちゃくちゃ優しく陽気に話してくださり

とても楽しい時間を過ごせた。

新作を購入させてもらって、

図々しくもスケッチブックをお願いしてしまった。





ぎゃあああ素敵!

ゆのさんの絵はとってもおしゃれで、

優しくて、とにかく素敵。

線と色の組み合わせが絶妙で

そしてお人柄がにじみ出ているような、

ゆのさんしか描けない温かみのある線。




今回のコミティアの戦利品は3冊ほどで、

予備知識がさすぎたのと

お目当てだったのに既に売り切れてしまってた物も

数点あり、かなり少なめだけど大満足。



ずらっと行列ができるような

超有名作家さんのご尊顔が拝めるのも

こうゆう即売会の良さだよなぁと感じる。


そして絵って人を物語るなぁと痛感。

ブースの前を歩いてると、

この人がこれ描いてそうだな~!と何回も思いました。

それを観察するのも楽しかった。



わたしが一番この日グッときたのは

コミティアの漫画を編集部に持ち込むブース。


いろんな雑誌の編集者がたくさんきて

自分の漫画をその場で読んで評論してくれる

というコーナーが設けられてるんだけど

そこの空気が全然違った。



受付用紙を記入するコーナーから

みんな真剣な顔をしていて、

この人たちはこの日のために血眼になって

漫画を描いてきたんだなっていう努力が

すっごく伝わってきて

自分の絵に対する姿勢がいかに

甘いものだったのかをまざまざと思い知らされた。






初めてのコミティア、

なんだか色々なことを考えさせられる1日だった。


この日はこの後遊びに行く予定だったけど

あまりに衝撃を受けたので行くのをやめて

家に帰ってひたすら絵を描いた。



余談だけど朝のめざましTVでおとめ座が一位で

「今日は良い刺激を沢山受ける一日になりそう!」

と書いてあったので当たっていたように思う。



あー行ってよかったなあ。

いつか自分の作品を製本して出してみたいなと思った。

自分の絵を製本するなんて

考えたことなかったけど、

実行すればすぐに実現できることだよね。


人にお金を出して買いたいと思ってもらうには

丁寧に物作りして、面白いものを作らなきゃなんだ。

って当たり前のようなことも改めて感じたし。

なんだかいろんなことを学んだというか、

刺激を受けまくる一日だった。



あととても嬉しかったのは、

岳とブルージャイアントを描かれてる

石塚真一先生の生原画!

見れてよかった。





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