今、お腹もいっぱいで
電気毛布にくるまりながら
ぼーっとした頭でこれを書いている。
あと数時間で2019年が終わるなんて
なんだかまだ実感が湧かない。
今年はどんな年だったかなぁと
静かに振り返ってみる。
大人になると、1年というのは
本当にあっという間に感じるもので
今年の体感時間は本当に3ヶ月くらいだった。
そんな目が回るようなスピードの中にも
思い返してみるといろいろなことがあった。
とにもかくにも人や機会に恵まれた1年で
想像もしなかった経験を沢山させてもらった。
何度も「自分は幸せ者だなあ」と心の底から思う1年だった。
今までの凝り固まって
卑屈になってた自分の考え方を取っ払って
「自分のやりたいことや表現したいことと
誰かのニーズや役に立てることが
重なる部分が必ずある。
それを探していく」っていう考え方を
大切にしながら仕事をしていこうと決めたのが
2019年の初めごろ。
まだまだド新人の立場でありながら
なんてえらそうでわがままな話だって
思われてしまうかもしれないけど
でもこの考え方を持てるようになったことは
ずーっともんもん悩んでたわたしの中で
「革命が起きた!」ってくらい
大きな出来事だった。大げさじゃなく。
そういう気持ちで過ごしていく中で
自分のやりたいことを尊重してくれたり
可能性を見出してくれる人たちがいることのありがたみや
そしてその人たちの役に
ちょっとでも立てることがあるってことが
奇跡みたいに幸せなことなんだと
感じられるようになった。
やりがいとか生きがいって
こういうことを言うのかなって。
そういう人たちの存在があったおかげで
今こうして今年は良い1年だったなと思えてる。
ありがとうございましたを100回くらい書きたい。
伝えきれないくらいの感謝。
来年はもっともっとこの
「できること」「やりたいこと」「人の役に立つこと」の
3つが重なる部分を増やしていけるように頑張りたい。
そしてそして2019年、
これを書かずには終われない
個人的一大ニュースをあげるとすれば
大好きな大好きな
Taylor Swiftに作品を見てもらえたこと。
2017年頃からひっそりと
TaylorのイラストをSNSに載せるようになった。
最初のきっかけは
描かずにはいられないくらいTaylorのことが
大好きだったからっていうのが一番の理由だった。
「いつかわたしの絵が本人の目に
届いてくれる日がくればいいな…」なんて
淡い期待を抱いてたのも事実。
そんな中、深夜にまったりベッドで寝ようとしていたら
スマホの通知が突然鳴り止まなくなった。
一体何事だと思ったら海外の方から
「Congrats!」のメッセージの嵐。
ドクンと心臓が鳴った。
まさかと思い、Tumblrを確認しにいくと
わたしの絵に対してTaylorからのリアクションが。
あの瞬間のことは
思い出した今でも泣けてしまう。
わたしがこの人生の幕を閉じる時
もし走馬灯のように記憶が蘇るとしたら
間違いなくあのTaylorからの
リアクション画面を見た瞬間が
ノミネートされていると思う。笑
なんか本当に、
言葉のそのまま夢の中にいるような気分だった。
起きたら全部「夢だったよ~ん!」なんてことが
あるんじゃないかって本気で思った。笑
あまりに突然の出来事で
子供のようにわんわん大泣きしてしまった。
大好きな尊敬する人に
自分の大好きな想いが伝わる嬉しさといったら。
夢のひとつが叶った瞬間だった。
もうどうすることもできないくらいの
感情のパンクだった、あれは。
一生忘れられない出来事。
生きててよかったって思った。
次はTaylor本人に会って
この気持ちを直接伝えるんだ。
夢は叶うんだよ!
もちろん今年は良いことばっかりなわけではなくて
二度と思い出したくない苦い失敗
(酔っ払って財布とスマホをなくす事件笑)
もあったし、
親しい友人とだんだんずれが生じてきて
離れることもあった。
打診のあったお仕事が
他の人に決まったことを知り
悔しくて涙した夜もあった。
進行してた企画が途中で頓挫したこともあった。
ふとした瞬間に自分の力不足を感じて
嫌気が差すことなんてしょっちゅうだった。
でもなんだか不思議なもんで
1年が終わる今この瞬間振り返ってみると
そういう苦い思い出も
どれもこれもすべて必要なことだったんだなと思う。
その時抱えてたどんなに深刻な悩み事も
今はもう喉元を過ぎて
熱くも痛くも痒くもなくなって、
そうして過ぎ去ったものは
少なからず経験値として
自分の身についてくれたのかな、なんて思う。
来年の抱負や目標はたくさんあるけれど
それはまた年が明けてから
詳しく書くことにする。
1年最後のしめくくりはやっぱり感謝で終わりたい。
健康でいられること
好きなことで頑張れる環境があること
支えてくれる人たちがいること
今年の最後をこんな気持ちで終われること。
作品を見てくださったすべての方々、
お仕事でお世話になった方々、
本当に本当にありがとうございました。
皆さまにとって2020年が
素晴らしい1年になりますように。
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