2020-09-30

ここがいいと

今日は少し遅い時間に起きて

事務的なことを片付けに

役所に行ったり銀行に行ったり。


ただただ漫画や絵を描いて

好きなものに囲まれて

おいしいものを食べて暮らしたいだけなのに

なんで生きるだけでこんなにも

お金がかかるんだろう。


でもまあお金なんて持ってても

どうせ生きているうちしか使えない。

だったら真面目に払うものをしっかりと納めて、

知識や経験や感動を得るためのものには

惜しみなく注いでいきたい。

気持ち良く使っていきたいなって思う。



用事を済ませた後は、

秋晴れの天気がすごく気持ちよかったので

大國魂神社に行ってきた。


神社って好きなんだよなあ。

いつも気持ちが沈んでる時とかふとした瞬間に

あ、今から行こうって思いついて

行ってみると絶対に気持ちが清々しくなって帰ってこれるから。





なんとおみくじは大吉!やったー

うまくいくけど油断はするなよ、って

わたしのすぐ調子にのって油断する性格まで

見抜かれている気がした。



この間やたら朝早くに目が覚めた日に

今日と同じ感じでふと思いついて

まだ行ったことない神社まで散歩しに行った時のこと。


初めて行く神社だから

頼み事とかお願い事するのはなんか違う気がして

(わたしは神様に何もしてあげれてないのに

いきなりのこのこやってきて

願い事叶えてほしいでーす!って

ちょっと図々しい話だよなって思うから)


今ある身の回りの環境への感謝と

「これからも仕事を真面目に頑張って

世のため人のためになるようなものを

描いていきます。

どうか遠くから見守っててください」

ってことを心の中で誓ったんだけど


そのお詣りの後の3日間で、

絶対に自分に決まってほしいと思ってた仕事が決まった。

さらにはそのあとも

面白い仕事が立て続けに決まって本当にびっくりした。

うわー背中押してくれたんだ!って

思わずにはいられない体験だった。感動した。



朝早くに神社に行くと、

出勤前のスーツ着た年配の男性が

お詣りに来ているのをよく見かけるんだけど

その日も何人かいて、わたしとすれ違った男性が

神社の敷地内にポイ捨てされたタバコが視界に入った瞬間

なんの迷いもなくスッとしゃがんで拾ってる姿を見た。


その行動の素晴らしさに

あーわたしもこんな人になりたい!と思った。


わたしも多分、

この人より先にこのタバコを見かけてたら

場所が神社なこともあって「ああこれは拾わなきゃ」って

思いはするだろうけど、

まずタバコって誰が口にくわえたのかわからなくて汚いし

ゴミ箱に捨てるまで神社内で手で持ち運ぶのも嫌だな、とか

色々頭によぎってしまって、きっとこの

男性みたいに絶対あんなとっさに行動できない。

ためらいまくりだと思う。


この素晴らしい男性に幸あれ!と、

思わず願ってしまった。

そして神社でタバコ捨てる不届き者は

どこのどいつだって話だよ。



毎日雑然とした日々を送って

部屋でひとりでパソコンの画面に向かってると

だんだん暗くて煮詰まった気持ちになるけど、

そういう時でもこうやって

晴れ晴れとした気持ちにさせてくれるから

神社って好きだー。


仕事がんばれよって

応援してくれた気がしたので

後日またお礼をしに行ったのでした。

そしてとうとう御朱印帳デビューもしてしまった。



そんなこんなで話は戻って

今日はなんか気分が良くて

炭水化物は控えなきゃいけない日だったけど

近所のお好み焼き屋さんで

ちょっと遅い昼食をテイクアウトして帰ったのでした。

お好み焼きおいしかったー!


今日は一日中BUMPのアカシアって曲を

聴きながら歩いた。聴きながら大感動。


「転んだら手を貸してもらうよりも

優しい言葉選んでもらうよりも

隣で信じて欲しいんだ どこまでも一緒に行けると」

ってところ。


藤原基央が描く「優しさ」の最たるとこって

こういうなんだよな~!ってなった。


ポケモンとコラボなんて本当すごいなあ。

曲が最高なのはもちろんだけど、映像もすごかった。

松本理恵監督、そして製作陣も錚々たる面々。


最近のBUMPは良いことも悪いことも

怒涛のニュースラッシュで、

うおお思考が追いつかないぞって感じだったけど

人が時間と労力を込めて作った素晴らしい作品には

そんなフィルターなんて一切関係なしに

人の心に刺さって突き動かすパワーがあるんだなっていうことを

改めて気付かせてくれた。


そんなものを生み出せる人生にしたい。

ああがんばろう。

毎日あっという間に過ぎてくな。


2020-09-29

シャウエッセン


少し前にダイエットを始めた。


月曜は水以外何も口にしない日。

火曜~金曜日は炭水化物禁止、肉魚野菜の日。

土日はなんでも好きなものを食べていい日。


こういうのは長く続けて習慣化させることが

大切だと思うので、マイルールも加えまくりで

あんまりぎちぎちにせずゆるくゆるく。


最近は暇あらば

食べても罪悪感のないものたちを

どんな風においしく食べようかネットで調べたり、

怒涛の空腹感にどう立ち向かうかを考えてる。


胃袋が小さくなって

食べることにも今ほど興味がなくなれば

きっと楽なんだろうけど、

空っぽの体に入る火曜の朝食のおいしさを知ってしまったら

食べることに興味がなくなる日なんて

自分には一生来ないんだろうなと思ってしまう。



蒸し野菜だったらお腹いっぱい食べても

罪悪感もそんなにないからいいだろうと思って

こないだ買った照宝のせいろ。





打ち合わせの帰り、早速スーパーで

かごいっぱいに野菜を買ってきた。


昨日は地獄の断食日だったけど、

今日は野菜やら肉やらをたくさん食べてもいい日だから

食卓でスタンバイするこのせいろを使うのが

今からものすごく楽しみ。早く夜になれ。


使う前からこのせいろのことを

もうすでにかなり気に入ってて

iphoneのメモに蒸すものリストを作るほどのはりきりよう。


さつまいもと長芋とブロッコリーとれんこんとにんじん。

スイートチリソース、ゆずぽん酢、岩塩つけたりね。

豚肉の大葉巻きとかウィンナーも欠かせない。

土日はマーラーカオなんて作ってしまおうかねと、

ベイキングパウダーとレーズンも買ってきた。

肉まんとシュウマイも蒸したい。茶碗蒸しも。

ああ〜蒸すって最高だ~



生活ってこういうところで簡単に満たされてくんだな。



心が満たされた出来事といえば、

前を通るたびにずっと

「うわーここ絶対良いお店だ、

でもひとりだと入りづらいな~」と思っていた

雰囲気の良さげな小さいバーに

この間、意を決してひとりで突撃してみた。


雨の降る平日だったのでお客さんも少なく

女の人がひとりカウンターに座っているのが見えて

入りやすかった。まさに今だというタイミング。


そうしていざ入った初のひとりバー。

それが予想をはるかに上回る素敵なお店だった。


選んでくれるワインも、丁寧に作られたお料理も

お店の人の程よい距離感も全てが素晴らしくて

もう毎週ここに通いたいって思うほど。




豚肉の紅茶煮と西洋かぼちゃのなんとか。

こんなの自分じゃ絶対作れない。

とってもおいしくて、ちみちみと大事に食べた。


後から入ってきて

たまたま隣の席になったご夫婦が

この沿線にある予約の取れないで有名なお店の

オーナーシェフをされている方たちで、

聞いたことのない食材やお酒の名前とか

この街のおいしいお店や隠れた名店の話を聞かせてくれた。

なんだかすごく奇妙で、贅沢な時間だった。

こんな素晴らしい時間が近くにあったなんてーと

ひとりで感動してしまった。



帰りは少し酔ってて、お店を出るときに店主さんに

「わたし、一人でどんづまる時がよくあるんで

ここに癒されにまた来ます!」と宣言したことだけは

なんとなーく覚えている。

我ながらなかなかの痛々しさ、

次行くときまでにどうか忘れていてほしい。


そんな素敵なお店に出会えたことがうれしくて、

その日は帰宅してるんるん良い気分でシャワーを浴びて

髪も乾かさずそのままベッドにダイブした。

オーガニックワインは次の日残らないから良い。

安心してぐっすりと泥のように眠った。




根拠がなくても誰かに「大丈夫」って言われたら

嬉しくなるし安心する。

何かにすがりたくなるくらい

暗くて速くて先の見えない時代の真っただ中だけど

こうやって自分の与えられた生活の中にも

些細なことでも心がうわーって湧き立つことを

見つけられたり、良いことがたまに転がってたりする。


決して派手ではないけれど

そういうことを重ねられてるって実感が確かにある。

それが最近とても嬉しい。

全部、見逃したくないって思う。



ただの能天気なのかもしれないけど

やることはやらなきゃいけないし

まだまだしっかり見つめきれてないことも沢山ある。


現実は誰にも頼れないことだらけだ。

どこまでできるか。

自分の限界を考えると

うんざりした気持ちにもなるけど

能天気8割、たまに暗くなる2割は自分を律する時間

って構え方が合ってるのかもしれない。わたしは。


楽しい!とか嬉しい!とか辛い!とかむかつく!とか

そういういろんな感情を

人生っていう大きな枠組みの中で

体験させてもらってるんだ。


いつもそう思える余裕を身につけていきたい。


最後はなんか真面目になっちゃったけど

とにかく今日の夜の蒸し野菜が楽しみ。


あ、シャウエッセン買ってくるの忘れた!




2020-09-28

泡の中



もう少しで出かける準備を始めなくちゃなんだけど、

その前にちょっとだけ書こう。


今までここに書いてきた日記を

なんとなく一度、下書きにしまった。



深夜の時間帯にたびたび襲ってくる

何もかもリセットしたくなる衝動が

こないだまた襲ってきた。

でもこれはきっと衝動まかせに消してしまったら

多分朝起きて後悔するやつだっていうのも

なんとなくわかっていた。

過去に何度もそういう経験があったから

消すのはグッとこらえたのだけど


数日経ってもその気持ちがおさまらなかったので

とりあえず今まで自分が書いてきたものを

一度まっさらにしてみて

また初めから書いてみよう、

多分そういうタイミングなのだと

受け入れてみることにした。



仕事でもないのに

ここに何かを書き始める時は

なぜか少しの気合いが必要なのだ。

多分それは多少なりとも人に見られていることを

意識しているからなんだけど


せっかく好きなことを好きなだけ書ける場所なのに

「感じのいい文章を」とか

「人にどう見られたいか」とか

自分でそういうのを頭で考えて窮屈なものにしてしまうのって

なんだかすごく勿体無い気がする。



自分でも過去のブログを読み返してて、

そんな気持ちが透けて見えるなぁとか

誰に向けて書いてるんだろうこれは?って

違和感を感じることがたびたびあったから

もっと自分の言葉で書いていけたらいいなって思う。


過去に書いた記事はいつか

気が済んだ時にまた戻す。



満たされるために書くのではなくて

出しきるために書く。

いつか道に迷ったとき、自分が歩んできた記録になるから。