人生が差し出したレモン

海外ドラマのTHIS IS USを一気見した。

もう良過ぎて良過ぎて、

いろんな人におすすめしまくった１ヶ月だった。

毎回、どうしようもないほど泣いてしまう。

登場人物全員が愛おしい。

特にシーズン1の第1話がすごい。映画１本観たような気持ち。

こういう超正統派なヒューマンドラマが好き。

吹き替えではなくて絶対に字幕で観てほしい作品。

こんなにも字幕と吹き替えで感動度合いが変わる作品も

なかなかないってくらい、

子役の子たちも含め、俳優さんたちの演技と肉声が素晴らしい。

THIS IS USがなかなかヘビーな作品だったので

次は底抜けにカラッとした作品がいいなぁと思って観始めたのが

Netflixのセリング・サンセット。

（THIS IS USのケヴィン役の人の元奥さんが

出演してるっていうので知った）

LAに実在する高級物件専門の不動産屋で働く

イケイケ美女たちのリアリティーショー。

（だけど妙にやらせくさい演出も多くてそこも面白い）

毎日ゴージャスな服を着て

10センチ以上のピンヒールを履いた女たちが

ウン億ウン十億円の大豪邸をセレブ相手にばんばん売りまくり、

恋に仕事に大忙し！って内容なんだけど、

やれあいつがチクったとか、

やれあの子の態度が気に入らないとか、

喧嘩もトラブルも起きまくり。

そのキャットファイトの様子や

ハグして仲直り〜でも次の日また喧嘩勃発！みたいなスピード感を

あらあら大変って感じで観てるのが楽しかった。

一口に豪邸と言っても、もう米国の豪邸って

規模がちょっとレベル違ってて、庶民のわたしは

「風呂5つにベッドルーム7つって必要か…？」

「掃除大変じゃない…？」

「プールってそんなマストか…？」

「内見にこんなピンヒール履いてフローリング傷つかんか…？」

ってことばかり考えながら観てた。

現実逃避にもってこいの番組なのに、

現実的なことばかり考えてしまうこの損な性格よ。

みんな美しくて、眼福。

堂々としてて、自分の感情に素直。

SATCとかエミリーパリへ行くとかも同じで

女性がバッチリおしゃれして決めて自信満々に歩く姿とか、

恋に仕事に夢にってキラキラしてる姿は見てて元気出る。

鉱石沼にハマりかけている。

いやこれはもうハマっていると言ってもいいのかもしれない。

今ってすごい時代だなって思うんだけど

石屋さんが軒並みインスタライブで石を売っていて、

石たちが飛ぶようにお嫁に行く様子がリアルタイムで見られるのだ。

10万円以上する石も「買います」のコメントひとつで

ぽんぽーんって売れて行く。

本当にすごい時代になったもんだなーと思う。

わたしもそんな高価なものは買えないけど

ちょっとずつ集めてて、今我が家にあるのは

アメジスト、ヒマラヤ水晶、フローライト、ローズクォーツ、

オパール、瑪瑙、アポフィライト。

今狙ってるのはペアのジオードとセレスタイト、

あとはピンクスティルバイト。

石沼は深い。

コレクターが世の中にいっぱいいる理由がわかる。

ガラスケースにディスプレイして、

原稿中眺めてるだけで綺麗で本当癒される。

子供の頃、プラスチックでできたクリスタルストーンとか

海の生物とかカラフルな透明のビーズとかを集めて

目を奪われてた時の感じと少し似てる。

その上鉱物は地球が天然で生み出したというんだから

テンションが上がらないわけがない。

石ってとても趣が深いと思う。

自然が生み出した芸術品として愛でる人もいれば

元素の集合体として愛でる人、

宝飾品として愛でる人、

石の持つ意味やパワーを信じる人もいる。

まだまだわたしは石ビギナーで、

どの石が価値が高くてとか

どの石にこんな意味があってっていう知識には乏しい。

なんとなく綺麗だな、手元に置いておきたいなっていう

感覚だけで集めている。

だけど知れば知るほどそのロマンに惹かれて行くし

太古から人々から愛される理由がわかる。

なんでこんなにわたしが石にハマったかと言うと、

もう絶対そこ以外から買いたくない！と思えるお店に

出会ったからというのもある。

インスタでたまたま見つけたそのお店は、

なんと中学生の男の子が店長さんをやっていて

幼少期から鉱物がずっと大好きで

鉱物の仕入れから品出しまで全てやってると言うのだ。

お母さんと二人でお店を切り盛りされていて

（お母様も親切丁寧で石愛に溢れた素敵なお人柄の方）

そのお店に置いてある石がどれもこれもキラキラしてて

素敵な石ばかりなのだ。

世の中には、完全にビジネスで石を扱ってる業者さんは

よく見かけるけど（それが悪いと言うわけではないけど）

そのお店にある石は、

店長の男の子の純粋な「石が好き」って気持ちで

選ばれたものっていうのがとてもよく伝わってきて、

すごく素敵だなと思ったのが始まり。

希少な出会いだと思った。

愛知県瀬戸市にあるボクノトリノスさん。

いつか実店舗にも絶対行きたいな。

http://instagram.com/boku.no.torinosu

買いづらくなると困るから

ここでこっそりとラブコール…笑

石の世界が楽しくて

寝る前にベッドでこの２冊を交互に読んでた。

面白かった。

あと編集担当さんにおすすめされた漫画、

二ノ宮知子先生の「七つ屋志のぶの宝石匣」も

宝石にまつわるお話でとっても面白かった。

どんどん引きこまれて読み進める手が止まらなかった。

最近のご飯。

最近は鶏胸肉をフォークでぶすぶす刺してから

塩麹・酒・砂糖で漬け込んで、

野菜と一緒に片栗粉をまぶして

照り焼きに炒めるのが美味しくてハマってる。

簡単だし、胸肉だから罪悪感なくパクパク食べる。

ちょっと漬けておくだけで

胸肉でもパサパサしないのでおすすめ。

ある日無性にもんじゃ焼きが食べたくなって

一人でお店に食べに行こうかなと友人に言ったら

「それは一人でディズニーランド行くより勇気がいる」と

言われてしまったので家でフライパンで作って食べた。

ちょっとはりきって

100円ショップでもんじゃのヘラまで買ったけど

完成した図はあまりにも映えないものになったので

作る前の材料写真のみ。

もんじゃ焼きってどうしたら映えるのか？

味はおいしかった。

2回目のワクチンを打った翌日、

39.4度の熱が出てポカリと解熱剤と氷枕で

なんとか凌ぎながらベッドでヒーヒー原稿を描いてた。

（ベッドで原稿描いたの初めてだった）

24時間後、まるで台風が過ぎ去ったかのように

熱も下がって元気も出てきた。

体内があしたのジョーの最終回みたいに燃え尽きてたのが

わかったので栄養つけんとな！と思い

スーパーでちょっといい和牛のステーキ肉を買って

家で焼いてみた。

肉焼くのって本当難しい！

要勉強って感じ。

これではせっかくの良い肉に申し訳ないと思うほどに

60点、いや50点くらいの焼き具合だった。

アルミホイルでちゃんと巻いたんだけどな。

そして脂にやられて3切れくらいで

ちょっともういいかも…となって、己の年齢を感じた。

サラダと付け合わせばっかりもしゃもしゃ食べて、

残りの肉はサイコロ状に切ってよく焼きして

次の日のお昼にまわした。

もう霜降りは食べられない。赤身一択。

最近新しく仲間入りしたやちむんのお皿たち。

可愛いー

やちむんのぼてっとした厚みと

どっしりした重みが大好き。

これ可愛いなぁと思って手に取っていくつか見てたら、

「今手に持ってるそれとそれは、工房はそれぞれ違いますけど

お師匠さんと、独立されたお弟子さんのお皿ですよ」

と店員さんに言われてウワー！となった。

作風はそれぞれ違うんだけど、

お師匠さんの伝承したものが込められてるから

どこか似たものを作品から感じたのかなーとか。

どっちも味があって素敵だった。

お師匠さんのもお弟子さんのも、どっちも買っていきました。

最近わたしの中で再びブームがきている、

OSAJIの寄り道、という色。

OSAJIのネイルカラーは定番色も限定色も

いつも本当にどれも素敵だけど、

その中でも寄り道は段違いに好きだし

もし廃番になったら割と本気でへこむだろうなって思う色。

しみじみと「ああ良いな…」ってなった。

毎日何にもないなって思いながら

すごい速度で毎日過ぎ去ってった今年の秋だったけど

書かないと忘れてっちゃうような何気ないことでも

大なり小なり沢山あるな。

あっという間に今年終わっちゃうな。

また。