2019-09-26

なんの木



フランスから帰ってきた。


なんならもう帰ってきて5日経った。

びっくりするくらい

仕事のエンジンがかからなくて

そろそろまずいと思っている。


時差ぼけするほど滞在してないのに

夢見心地からまだ抜けられない。


冷蔵庫の中の期限切れの卵をみてようやく

ああ現実の世界も同じだけ時間が進んでたのね

って気付かされた。



はー。

人々がフランスに魅了される気持ちが

よーくわかった。

本当に本当に本当に素敵な国だった。

今まではどちらかというと

アメリカンカルチャーの方が好きで

興味津々だったけど、


今やもうすっかり

ヨーロッパのとりこになってしまった。

この単純さよ



トイレの汚さとか街の汚さ、

運転の荒さとかスリの多さとか

色々最悪の状態を想像して覚悟していったけど

全然そんなのはるか頭上を越えて魅力が上回ってた。



暮らしてる人たちみんな明るくて

堂々としてて、おしゃれ。

自分のスタイルをちゃんと持った人たちばかり。

細かいことをきょろきょろ気にして

生きているのが窮屈に思えてしまうくらい、

自由でひらいた国。




お仕事で行かせてもらったので

しっかりせねば!と

しゃきっとした気持ちでいた(つもり)けど

目に映るものすべてがキラキラ輝いていて

目と心が浮わついて本当に忙しかった。笑


その反動で

日本に帰ってきて

こんなにぼーっとしてしまうのかな



こんな穏やかな時間いつぶり?ってくらい

贅沢なひとときも過ごさせてもらった。

日本では絶対に見られない景色も

たくさん見させてもらった。



あー本当に、また今すぐにでも行きたいなあ。



でもそれまでわたしには課題が山積みだー。

いろんな人に迷惑かけてばかりだったし

気配り目配りも全然足りてなかった気がする。



まず英語力がなさすぎる。

自分で自分に失望した。


フランス語ができなくても、

英語ができればなんとか

コミュニケーションには困らないって場面が

とても多かった。(訛りは多少あるみたいだけど)

みんな「ああ、あなたフランス語できないのね。

じゃあ英語で喋るわねー」って感じで

ペラペラしゃべってくれるんだけど

私はその英語すらも理解できない始末。




訳もわからずポカーンと

すっとぼけた顔で聞いてたら

今回お仕事で同行してくれた優しい方が

そのたびに通訳してくれるのだけど、

それってわたしのせいで

せっかくの楽しい会話の腰を折ってるってことになる。

こんな申し訳ないことはなかった




飲み物を買うときのお会計ひとつ、

店員さんの接客ひとつ、

いちいちテンパってキョドって

おどおどあわあわしてしまった。

最終日にやっと恥ずかしがらずに

メルシーって言えたくらい。



英語力とかはさておいて

よく「作家さんは職人気質だから

人が当たり前にできてることや

一般常識みたいなことができない人が多い」

って話を耳にする。

(それもまたすごい失礼な話だけども笑)


「あんまり人と接する機会がないから

わかりませーんできませーん!」って

いや甘ったれてんじゃねえって話だし、

いくら作家だからとはいえ

そこに甘えてはいけないと思う。


外に出た時にはちゃんと目配りして

世間の当たり前を吸収していかねばな、と

しみじみ思った旅だった。

(でもなんかこういうところ、

本当日本人っぽいよね)



人に優しく、自分に厳しく。




ということでお仕事も

ずんずん進めていかないとだし

それ以外の旅行レポみたいなものも描きたい。

今回の旅で持っていったものや

買ったものなんかを知りたいってお声も

いくつかいただいてるので

しばらくこのブログでは

のんびりずるずるとおフランス気分を

引きずっていきたいと思います。








あっちでも地味に毎日

ノートに書き続けていた日記帳。


そういえばどんなこと書いたっけと思って

昨日開いてみたら、

夏休みの小学生もびっくりの

内容の薄さで唖然とした。(字の汚さはおいといて)


この日丸一日かけて移動したから

眠くて仕方なかったとはいえ

新鮮な記憶の貴重な記録を

お粗末にして!とこの時の自分をひっぱたきたくなった。



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