のんべんだらりと箇条書きで書いていく。
・今、煮物を作るためのひじきを
水に戻している間にこの日記を書いている。
最近ごはんを作るのがとても楽しい。
もともと料理するのは嫌いじゃなかったけど
誰かのために作るのではなく自分のためだけに
自分の身体に直結するごはんを
こんなに毎日せっせと作るようになったのは
初めてのことで、それがなかなか楽しい。
どんなに忙しい日も
締め切り明けのボロボロの日も
この半年間はコンビニごはんを
一度も食べなかった自分を褒めたい。
次は1年を目指そうと思う。
作ったものをインスタに
記録して見返していると、
こんな時だからこそ
自分の血となり肉となるものを
よりダイレクトに感じる。
まあこんなことを言いつつ
ジャンクフードも松屋の牛丼も大好きだし
上質なものだけを取り入れようっていう意識は
全くとして低いのだけど…。
一生のうちに何回「美味しい」と
感じることができるか。
もはやこれはひとつの勝負だ。
美味しいは、幸せ。
痩せて、好きな洋服が似合う身体になることも嬉しいけど
「ああ美味しい!」と感じられることや
「美味しかった!」って思い出が
生まれることの方が全然幸福度が高い。
(完全にデブの思考だが)
でも自分の料理の腕前では
限界があるので、
早くプロが作る美味しいごはんを
のびのびした気持ちで
外食できる日が戻って来てほしいな。
・いつか行ってみたいと思っていた益子陶器市が
今年はウェブで開催されるというので
「わーい今年は参戦できるぞ!」と思い
はりきって作家さんのことなど
色々調べたりしていた。
器の世界、奥が深いこと深いこと。
なので人気の作家さんやブランドなどの
事前学習は一度抜きにして、
自分が「これ素敵!」と思ったものを買おうと
決めて参戦した。しかし、考えが甘かった。
窯出しの時間5分前にスタンバイして
オープン後すぐババっとカートに入れて
一目散に住所入力したにもかかわらず
その間にあっという間に
売り切れてしまった。
こんなにも熾烈な争いだったとは!
器の世界
珈琲の世界
古着の世界
ワインの世界。
それぞれに共通しているなーと
思うことがある。
入り口はかなり広くて大衆的。
生活のかなり身近にあるものなのに、
あまりに奥行きが深すぎて
突き詰めていくためのきっかけが
なかなか掴めないところ。
ハマってしまったら最後、
お財布的にも結構大変なことに
なりそうでなかなか覚悟が必要なところも
共通してると思う。
詳しい人の教えを乞いたいよ。
どこからみんなきっかけを掴んで
深みにはまっていくのだろう。
昔通っていた専門学校に
「彼は日本一服の歴史に詳しい」って
言われている有名な服装史の先生がいた。
そんなふうに言われるようになるまでに
この先生はどれだけの好奇心と探究心を持って
勉強してきたんだろう。
授業よりもその先生の生き様が
知りたいと当時のわたしは思ってた。
(授業中よく寝てしまったこと悔やんでる。
先生本当にごめんなさい)
だって服の歴史なんてさ、
もうとんでもないくらいの変遷があって
時代背景があって
ルーツがあるものなのに。
それを突き詰めるって
想像できないくらい大変なことだ。
原宿の老舗の古着屋の店長さんが
たまにやるインスタライブを観ていても
ヴィンテージの洋服に関する質問に
なんでもさらっと答えていて、
知識をひけらかすことなく
当たり前のように知ってたりする。
どんな世界でも突き詰める人ってすごい。
やっぱり「好き」って気持ちほど
探究心を加速させるものはない。
なんでも広く浅く大好きな自分には
そんなことできるだろうか?
・10万円の使い道。
をよくインスタライブなどで聞かれる。
何がいいのかなぁ
光熱費にでもあてようかなぁと
ぼんやり考えてたのだけど
近所の個人経営のごはん屋さんでの
テイクアウトに充てることにした。
この間、買い出しの帰りに
近所の喫茶店の前を通りがかったら
店主のおじさんが掃き掃除をしていて
「見てこれかっこいいでしょ」と
店内を指差すので覗いてみると
レジ前に飛沫予防の透明なガードを立てていた。
「いつまでこんな状況が続くんだろうね」
とおじさんが言うので
「やっぱりお客さんの入りとかも影響出てますか」と
私が尋ねるとおじさんは
「もう激減よ!1日の売り上げが
300円の日もあるよ、
これじゃ生きていけないよ」と嘆いていた。
300円なんて生活できないよね。
そのお店はわたしがこの土地に
引っ越してくるずっと前からあるみたいで、
いつも常連っぽいお客さんたちで
賑わっていたのを見てたから
落ち込んだ表情をしてるおじさんを見て
なんだか切なくなった。
テイクアウトできるというので
コーヒーを買ったらおじさんは
「ありがとう!これで今日の売り上げは
ひとまず500円になったよ」と笑っていた。
それもまた切なくなってしまった。
わたしがそういうお店で
1000円、2000円使ったところで
誰かを助けられることなんて
一つもないのだろうけど、
ささやかでも応援の気持ちとして
この給付される10万円は使おうと決めた。
個人で開いたお店ひとつひとつに
その数だけの人の夢が
詰まってるんだもんな。
今の状況が本当に辛くなる。
負けないでなんて軽はずみに言えないけど
こんな状況が早く過ぎ去ってほしいと心の底から思う。
・今更だけど
(いや、何においても今更なんて作品はないよな)
鬼滅の刃にすごいはまった。
とっても面白い。みんな魅力的で
嫌いなキャラクターがひとりもいない。
単行本は年末年始の暇な時間に読もうと思って
全巻買い揃えてあったのだけど
アニメ版はまだ見たことがなくて
一気に24話見た。
いやーすごい、作画すごい。音楽も良い。
アニメってあまり見ることがなくて
わたしの中のアニメといえば
まどマギとかクラナドとかシュタゲで
止まってしまっていたのだけど
久しぶりにどっぷり見入って
「日本のアニメすごすぎる…!」と
心の底から感動した。
特に鼓の屋敷の回転シーンと、
ヒノカミ神楽で累を倒すシーンなんてすごすぎた。
なんとかして本誌のネタバレを踏まないように
毎週月曜日にツイッターのトレンドに入ってくる
お祭り騒ぎを回避するのに必死である。
いや~~面白い。
早く続きが読みたい。
秋公開の映画も、絶対観に行きたい。
無事に公開されてほしい。
炭治郎みたいな息子がほしい。
ミツコさんがブログを推してくるので、私も久々にブログ書いてみました。
返信削除FBやインスタでは書かない様な内容を落ち着いてかけるっていいなと思いました。