2020-05-01

錆び



絵が上手くなりたい。

話作りが上手くなりたい。

面白い漫画が描けるようになりたい。



インプットすることって

とても大切だと心底思う。


家にこもって手の癖だけで

絵を描いててはだめだ。

今までの自分の知識や経験や

味わったことのある感情だけで

描いてたらそんなのはあっという間に尽きて

良い表現なんて到底できっこないんだと最近切に思う。




世の中にはまだ

わたしが知らない星の数ほどの

分野の知識があって


歴史上で起きた大きな出来事とか

埋れてしまっている小さな出来事、

名作と言われている数々の作品がある。


まだまだ自分の知らないことがいっっっぱいある。


そういうものを貪欲に取り入れて

触れようとしていかないとだめだー。


アンテナを張ることを怠けてたら

自分の感性も表現力もどんどん

錆びて朽ちていってしまう気がする。



芸の肥やしというものが

自分の中にも存在するとしたら、

自分は今からからに乾いた

空き地みたいな状態だと思う。


知識って自分から取り入れて

耕して行かないと本当にだめ。

知識の方から歩いてきてはくれないんだと

日々強く感じる。



自分が何を面白いと思うのか。

自分が何に感動して

何を描いてる時が楽しいと思うのか。

もっともっと深く考えよう。


なんでいつもこうやって口では

理路整然とわかっていますみたいに

言えるのに、いつまでたってもできないんだろうか。



最近朝ヨガの前に10分間瞑想をするようにしている。

目を閉じて自分を俯瞰で見つめてみたりするのだけど

(まだ全然うまくできないけど)

わたしは自分のことについて

真剣味と覚悟が足りてないんだと気づいた。




悔しい思いだったり

不安になったりするたびに

ああもっとこうしよう

自分にはここが足りないと涙が出てきたり

一丁前なことを言うのだけはできるのに

それをきちんとできた試しがない。

本気度が足りてないのだ。

努力も圧倒的に足りてない。


だからいつまでたっても自信がないし

自分のやっていることが

本物ですって胸を張って言えない。

悔しさだけが常につきまとう。


人生って一度しかないのに。

やり直しも後戻りもできないのに。

せっかく恵まれた環境を与えられているのに

何も生かせてないことにすごく腹が立つ。




「自分に与えられた能力を、

いつの間にか人気や知名度を上げるために

使っている人が多い」


「自分ができること、

したいことだけを一度クリアに考えること」


「上に行くことばかりを考えるから

地の底に落ちた時の恐怖が生まれて

それが足かせになるんだ」



って言葉の意味をきちんと考えよう。





1 件のコメント:

  1. ミツコさん

    こんばんは。いつも漫画はもちろん、ブログやTwitterを楽しく拝見してます。すごく素敵な漫画やコスメレポだなあと前から思っていたのですが、ブログを拝読して、ああこういう素敵な人柄だから創作も素敵なものになるんだ、と気づきました。幸福な気付きをありがとうございます!
    ひとつご質問なのですが、今回ブログに書かれている「自分に与えられた能力を、いつの間にか人気や知名度を上げるために使っている人が多い」「自分ができること、したいことだけを一度クリアに考えること」「上に行くことばかりを考えるから地の底に落ちた時の恐怖が生まれてそれが足かせになる」という言葉は、どなたかの言葉なんでしょうか? 私もどきりとする言葉だったので、原典があれば知りたいな~と思いました。もし可能であれば教えてもらえたら嬉しいです。

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