2019-09-06

ミッドナイトイン



仕事でフランスに行くことになった。



もうここ最近のわたしの脳内はすっかり

青と白と赤のトリコロールカラーに占められていて

生粋のA型気質なわたしは

万が一の万が一の事態まで考えて

海外旅行というものを調べ倒している。

(ロストバゲージになった時のために

すべての荷物を予備として

ふたつ用意すべきか一瞬迷ったくらいのド心配性)



久しぶりの海外で初のヨーロッパ、

さらにお仕事ときたら緊張しないわけがない。


国内線の飛行機に乗るときや

新幹線のチケットを買うときですら緊張し、

箱根ロマンスカーに乗るときですら

挙動不審になるわたしである。



昔ひとりでカナダとアメリカに旅行に行った時は

イッテQの出川イングリッシュの勢いで

なんとか乗り切れたけど、

今回は数字も記号も何もかも未知の世界。


文化が違いすぎるところにいくのは

ワクワクの反面

何が待っているかわからない緊張がある。



言葉の壁、スリや強盗、厳しい寒暖差、

日本と全然姿勢が違うと噂の店員さんの接客や、

硬水が出てくる向こうのシャワーすらも恐怖に感じる。



何より絶対にスリには遭いたくない。

これだけは何がなんでも気をつけよう。


フランスに親戚が住んでるという人の話を聞いたら

iPhoneを膝に置いとくのも危ないし

地下鉄のドア近くに立ってると

そのまま力づくで体ごとホームにぶん投げられて

荷物を強奪されることもあると聞いてゾッとした。


特に日本人はお金持ちって印象があるから

平和ボケしてると思われてるので

狙いをつけられやすいんだとか。


フランスにいる間はなめられないように

睨みをきかせて屈強な女オーラを出していこうと思う。



でも 

「キョロキョロしてると

観光客丸出しで狙われる」って人と、

「ボケっとしてるといつの間にか

盗られてるから視線を配らせた方がいい」って人の

意見がまっぷたつに分かれていて

そのちょうどいい塩梅がわからない。笑




無知でいくことが何よりも怖いので

できるだけ事前に調べてから行きたい派のわたし。



たった数泊しかしないのに

硬水で髪をパサパサにしたくなくて

ナノイードライヤーを買ってしまったし

一体何を充電するつもりなんだっていう数の

差込口がある電源タップも買った。


お土産を買う時間はあまりないのに

無駄に87リットルの

どでかいキャリーケースも買った。


ネットに溢れる

「世界中を旅した僕がおすすめする

トラベルグッズ10選!」みたいな記事を

100個くらい読み漁ったので

今何を聞かれても旅行便利グッズを

すらすら答えられる自信がある。笑



せっかくトラベルグッズもたくさん揃えたし

出張に使ってそのままクローゼットに封印しておくのは

もったいなさすぎるので、

これを機に海外旅行を行くきっかけにしようかなと思う。

ここ数年ずっと国内旅行ばっかりだったし。



今回のフランス旅でいろいろ学べば

次は昔からずっと行くのを夢見てる

ミコノス島にも行けそうな気がする。


小学生の頃、画家の笹倉鉄平さんの作品を見て

感銘を受けて以来ずーっと憧れている場所、

ギリシャのミコノス島。


前世に何かあったんじゃないかってくらい

心惹かれる場所である。



モロッコのシャウエンにも行きたいし、

クロアチアにも行きたいし、

ポーランドにも行きたいし、

オランダにも行きたいし、

ボラボラ島にもタークスカイクス島にも行きたい。



一生のうちに行ってみたいところが

たくさんある。


日本ラブ東京ラブ人間だけど、

人生観がまるっと変わるような絶景に出会ってみたい。



仕事で普段経験できない世界に

踏み入れさせてもらえるのは本当にうれしい。

とてもありがたい。

ああー楽しみだなー!



出発の日まで、馬車馬のように仕事がんばろう




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