先日の話。
5月19日。この日は9ヶ月前から
とっても楽しみにしていた日。
劇団四季のアラジンの日。
劇団四季大好き人間なのだけど
アラジンを観るのは今回が初めて。
ずっと観たかったけど
人気すぎてチケットが全然取れず、
念願叶っての観劇。
9ヶ月前にネットで取って
ずっと引き出しの中で
大事に温めておいたチケットを
取り出す日がついに来た。
率直に感想を言う。
まさに、魔法のような時間だった!
本当に素晴らしくて、
どんなに具体的に言葉で表しても
この作品の良さが伝えきれる気がしないくらい最高だった。
劇団四季のすごいところは、全く隙がないところ。
細部までこだわって手を抜いてないところ。
華やかで、視覚的にも聴覚的にも楽しめて、
安心してその世界に浸らせてくれるところ。
毎回その完成度の高さに脱帽するんだけど
アラジンもとにかくすごかった。
何これどうなってるの?って聞きたくなる舞台の仕組み、
衣装の早変わり、手品の数々!
あと、とにかくジーニー!
ジーニーが素晴らしすぎる。
今ここにあるこの空間にだけ、
本当に魔法が存在するんではないか?と
思わず信じそうになる。そのくらいすごい。
すごいしか出てこない自分のこの語彙力が憎くなる。
イラストにまとめて見ましたが、
ほんの一部すぎて全く描きたりない。笑
この日(5月19日)のキャストさんは、
こんな感じでした。
北村さんアラジン格好良かったな~
まだ24歳だって。ひゃ~若い。
1月にアラジンデビューしたばかりらしく
とにかくキラキラしていた。
ジャスミン役の岡本さんとの身長差にときめいた。
そしてすっかりアラジンの世界の
とりこになってしまったわたしは
Twitterで5月24日のアラジン2周年記念公演の
チケットを譲ってくださる人に偶然巡り会い、
すぐさま連絡。
初観劇から5日後に再び観に行くという暴挙に出た。
オペラ座の怪人も初観劇の1週間後に
2回目を行ったんだよな。
でも全く迷いはなかった。
劇団四季のチケットって決して安くない。
でもその値段以上の楽しさと満足感と幸福感を
絶対に与えてくれるんだよね。
日本中に四季のファンがいて、
ロングラン公演なのにずっと満員御礼で
毎日公演してるのに何ヶ月も先まで売り切れてて
リピーターがこんなに多いのは、だからだと思う。
同じ作品を一週間に2~3回観に行く人もいるくらいだし。
高いお金を払っても絶対に後悔はさせないから!と
わたしは周りの人に声を大にして誓える。
話は逸れたけど、5月24日の
2周年記念公演のキャストはこんな感じ。
念願の瀧山さんジーニー!
一番人気のジーニーらしくて
とにかくはまり役と噂で聞いてたので楽しみにしてた。
噂に違わぬすごさでした。
なんて言えばいいんだろう、
「巧み」だった。
完全にジーニーという役をモノにしてた。
お見事!の一言。
ジーニーが出てきた瞬間
劇場の雰囲気がガラッと変わって
すごく華やぐというか
もうジーニー一色に染まる感じがすごかった。
ジーニーが出てくると嬉しくなるし
自然に皆笑顔になる。
主人公のアラジンがちょっと
霞んでしまうくらいの存在感。笑
これは実際味わって見ないとわからない感覚なので
ぜひ皆さんに観て確かめて欲しい。
この日はフレンドライクミーのジーニーの掛け合いで
「ビビデバビデブー!」ってお客さんが
一緒に歌うところの声が前より大きくて、
あーリピーターの人が多いんだな、と思いました。
さすが2周年記念。
初見の時は2回感動して泣いてしまったんだけど
この日は4回泣きました。笑
有名な魔法の絨毯で飛ぶシーンなんて
本当に美しくて、感動的。
鳥肌立つくらいの美しさ。
そしてどれだけ考えても飛ぶ仕組みが全くわからない。
この空飛ぶ絨毯は、何年も費やして開発されたそうです。
すごい。
この日(5月24日)の出来事。
アラジンが洞窟の入り口をジーニーに開けさせて
「これは別に頼んでないよ。君が勝手にやったことだろ?」
と言ったあとに、小さな男の子が
「うん!そうだー!」と絶妙なタイミングで叫んで
一瞬の沈黙の後に会場が笑いに包まれ、
瀧山ジーニーが固まってたのが面白かった。笑
見終わったあとは、今回チケットを譲ってくださった方と
3人でカフェでお茶しました。初対面でど緊張。
あやさんとえりこさん。
今回チケットの受け渡しの時に
トラブルでバタバタさせてしまったにも関わらず
迅速丁寧に優しく対応してくださった神様のようなお方。
劇団四季好きな人に悪い人はいない説が
わたしの中に立証された。
二人ともこよなく劇団四季を
愛してるのが伝わってきて、
マニアックな話まで熱く語ることができて
幸せな時間だった。
好きなものを共有できる人がいるって
なんて嬉しいことなんだろう。
劇団四季好きなお友達ができた。
アラジン公演延長も決まったし、
今日はキャッツの大阪千秋楽が発表されて
いよいよ東京にやってくるかも?だし、
ますます劇団四季熱に力が入りそう。
それまでにチケット争奪戦に負けない運を身につけようと思う。
ライオンキング、
リトルマーメイド、
オペラ座の怪人についても
色々書きたいし描きたいので、
またぼちぼち綴っていけたらいいな。
ミュージカルは本当に心を豊かにしてくれるなー。
2周年という節目の公演を観れて良かった。
10分以上に及ぶカーテンコール。
まさかの西尾さんの素敵ボイスでのご挨拶。
目に焼き付けてずっと忘れない日になった。
2周年おめでとうございます。
また絶対観に行くぞ。